中部天竜 2017/11/10
飯田線を移動していきます。今回は中部天竜駅です。
・宮上踏切です。左側に見えるのは入換信号機ではなく入換標識ですね。
・振り返るとトンネルが見えます。その直前の左側の架線柱に車両停止標識らしきものがあるのですが、現状ではここにはあり得ないものです。昔の名残でしょうか。
・ここにも横を向いた信号機があります。
・構内の改良工事の最中のようで、これから撤去される信号機と、これから使用を開始する信号機の両方があるように思えます。
・想像ですが、写真中央の遠くに見える下り本線の出発信号機が左側の横を向いた信号機にとって代わられるような気がします。
・豊橋方は入換標識でしたが、辰野方は入換信号機です(正確には、少なくとも右側の信号機はその下の番号標記から入換標識との共用のようですが)。
・古いタイプの入換信号機は断面形状が曲線ですが、新しいタイプは背板こそ曲線であるもののその後ろの断面は多角形形状ですね。
・背中を向いている入換信号機がちょっと?です。増結の際の誘導を最小限に抑えるためのものでしょうか。
・上り場内信号機です。
・正面奥の方はかつての佐久間レールパークですね。
以上の写真及びネット上の前面展望動画から中部天竜駅の配線図を描くとこんな感じでしょうか。
・前述の通り、だいぶ線路が撤去されてしまったようですし、また使用されなくなった、もしくはこれから使用されるであろう信号機がいっぱいあります。もうしばらくするとかなり様子が変わりそうです。
・電車の入換は辰野方への引上げで行われると思われますので、豊橋方の入換標識がどのようなときに使われるのかが知りたいですね。
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トンネル手前の列車停止票です。
飯田線では岩盤崩壊や土砂崩れが頻繁に起きる区間が本長篠から天竜峡駅間(三信鉄道区間は地下鉄と呼ばれています)には岩盤が脆弱な区間が多く平成の世までトンネル監視員が配備されていました土砂崩れ避け、センサー感知の導入で廃止されています。中部天竜駅の豊橋方は天竜川と県道(車がギリギリすれ違う程度)に飯田線に絶壁に近い傾斜地ですので列車停止票が設置しています。高山線や中央西線で見受けられる。
北陸本線の北陸トンネル事故(食堂車火災事故)以降は列車をトンネル内に止めてはいけない事が定められています。架線が垂れ下がり車両火災防止です。
佐久間駅方の鉄道橋と歩道橋の併用の件。
佐久間町の中心は佐久間駅ですけど列車の運転上は中部天竜駅を境目しています。また佐久間ダムの建設により線路の付け替えと佐久間駅の移転(佐久間ダムによる水没地域)に伴い部落ごと移転しています。
投稿: つるたま | 2017年12月 7日 (木) 21時17分
つるたまさん
>車両停止標識
車両停止標識は構内運転区間の終端を表示するものであるにもかかわらず豊橋方に入換信号機がないことを不思議に感じています。
おっしゃる通り災害への備えは必要と思いますがこれとは無関係ではないかと・・・。
投稿: f54560zg | 2017年12月10日 (日) 11時19分
車両停止標識は「通常は」入換信号機の進路終端を示すものということは理解していますが、中部天竜の場合、下り場内がトンネル内にあるようなので、入換作業範囲が下り場内まで及ばずトンネル手前で終わっていること明示するためにあえて設置されているような気がします。
このように車両停止標識が入換標識と組み合わせて使用されるケースって他にはないものですかね?
投稿: 名無し | 2017年12月10日 (日) 22時51分
名無しさん、なるほど、確かにトンネル内まで引き上げていいものなのかどうかがわからないですものね。あまり注意して見ていないもので、他で気づいたことはありませんが・・・。
投稿: f54560zg | 2017年12月16日 (土) 22時14分
本長篠~天竜峡は土砂災害が多いのですか。
落石警戒要員こそ廃止されていますが、
中部天竜~天竜峡ではこうした保安上の事情からか全ての列車で車掌乗務になっていますね。
投稿: 伊26 | 2019年5月26日 (日) 11時44分
伊26さん
災害を想定した乗務態勢があるんですね。
投稿: f54560zg | 2019年5月28日 (火) 19時46分