ナゾのカタカナ標記
唐突で申し訳ありません。
下は1976年(昭和51年)7月、中込機関区です。
正面の左下部になにやらカタカナが描かれています。
コレです。
カタカナの「ウ」ですね。
続いて1977年(昭和52年)12月、小諸駅です。
長野運転所の169系です。やはりカタカナが描かれていますが、「フ」ですね。「ウ」ではありません。
以下、連続で。
1977年(昭和52年)8月、長野駅です。長野運転所の381系です。「ウ」です。
1977年(昭和52年)8月、篠ノ井駅です。松本運転所の70系です。「フ」です。
1977年(昭和52年)8月、長野駅です。松本運転所の80系です。「フ」です。
1977年(昭和52年)8月、上諏訪駅です。松本運転所のクモユニ82です。「フ」です。
1978年(昭和53年)10月、酒田駅です。「カ」です。所属はわかりません(汗)。
以下はカタカナの標記がない例です。
1977年(昭和52年)8月、篠ノ井駅です。長野運転所の189系です。
1977年(昭和52年)8月、長野駅です。三鷹電車区の115系です。
1979年(昭和54年)4月、小諸駅です。松本運転所の115系です。
これらの「ウ」とか、「フ」とか、「カ」って、いったい何なんでしょう?
ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
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それは、車体の塗料の材質を示す記号です。
時期と工場により基材が異なり、判別の必要があるので表記されていたそうです。
詳細は、
フ:フタル酸系、
カ:カシュー系、
ウ:ウレタン系、
の塗料ことだそうです。
投稿: パクトラ ミヤタ | 2017年8月30日 (水) 00時57分
パクトラ ミヤタさん、ありがとうございます。
もし、標記が行われていた地域(工場)、年代等の情報をご存知でしたら教えてください。私は記事の通り1970年代後半の長野工場あたりで行われていた、ということぐらいしか知っておりません。
投稿: f54560zg | 2017年8月30日 (水) 22時33分
ご無沙汰しております。
この記事、個人的に衝撃でした。改めて大糸線の旧国や信越ローカルの80系を確認したら、『フ』の文字が!なんだかうれしくなりました。
投稿: kaujin | 2017年9月13日 (水) 22時45分
kaujinさん、お久しぶりです。
何とも不思議な「暗号」ですよね。大糸線の旧国にも表示されていたんですね。
投稿: f54560zg | 2017年9月14日 (木) 21時22分