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2017年6月10日 (土)

富山 2016/7/22 その1

2002年(平成14年)の次は2016年(平成28年)の富山駅です。

富山駅は高架化工事の真っ最中で、この時点では上り線は高架ホームに移動し、下り線がまだ地平部に残されている状態です。

今回は地平部分をご紹介します。

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・まずは跨線橋からです。直江津方です。
・地平部は4~6番線の3線で、順に中3番線、中4番線、下り本線です。

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・4番線の直江津方です。シーサスの残骸が残されています。安全側線として使用されているわけではなさそうです。

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・振り返ります。

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・5番線です。入換信号機も車両停止標識も設けられていません。

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・6番線です。ここには入換信号機が設けられています。ということは、6番線から直江津方に引き上げる進路は設定されていますが、4・5番線からの引き上げは設定されていないということですね。また、米原方から4~6番線に入換車両が進入してくることはなさそうです。

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・振り返ります。

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・再び跨線橋から、米原方です。

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・5番線の米原方です。ここにもシーサスの残骸があります。
・4・5番線ともに車両停止標識が設けられています。直江津方に引き上げた車両が4・5番線に進入するルートが設定されているということですね。

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・6番線です。ここには車両停止標識はありません。また、4~6番線とも米原方には入換信号機が設けられていませんので、米原方への引き上げは行われないようです。

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・振り返ります。上り線は高架化が完了しています。

2002年の記事の以後、富山港線のライトレール化が行われてホームは全体的に北側に移動しました。その後に上り線が高架化されていますので、まだ地平に残っているとはいえ、下り線は2002年のものとは別モノです。昔の富山駅の姿を残すものではありません。

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コメント

こんばんは。
中3、中4、下本出発信号機の下に付けられている、菱形の枠内にある灯が気になりました。
限界表示灯ではないでしょうし。特殊発行信号機ですと菱形に上下2灯ですが、1灯しかないように見えます。

非常報知灯でしょうか。
ホーム非常ボタンや転落検知マットなどによって、利用者がホームから転落した場合動作させ、赤色灯がチカチカと点滅したと思います。
出発信号機と、ホーム進入時にも乗務員へ報せるため、ホームの手前で表示したり、場内信号機や閉そく信号機に添装?されたりしています。JR西だけかもしれません。

JR東管内の「菱形に上下2灯」と同じものが、JR西管内ではこの写真のように「菱形に1灯」になります。機能はどちらも3RT生さんの仰る通りです。

ちなみに、JR東管内の「菱形に上下2灯」のものは列車非常停止警報機といいます。特殊信号発光機は、俗に言うクルクルパーとトウモロコシを指します

3RT生さん 名無し信通区さん ご教示、ありがとうございます。同じ機能のものでも、会社によって異なるものがあるのですね。
別件、特発は、クルクル~はあまり見かけなくなり、(設置しやすそうな)トウモロコシが多くなっているように感じます。

みなさん、こんばんは。興味深く拝読させていただきました。

「トウモロコシ」という俗称があるとは知りませんでした!名無し信通区さん、ご教示ありがとうございます。

トウモロコシの方は、保線の横取り装置用のものもしばしばみかけますね。

皆様、いろいろと勉強になります。ありがとうございます。

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