« 会津宮下 1979/8/7 その2 | トップページ | 信号機の話 その4 »

2017年3月18日 (土)

信号機の話 その3

前回に続き信号機の近傍に設けられている表示板のいろいろを、今回は出発信号機の場合についてご紹介します。

まず最初は、発線が表示されているパターン。

011979071706
・1979年(昭和54年)7月17日、上沼垂駅(当時)、信越線上り・白新線下り出発信号機です。「表〇番線」「裏〇番線」という線路名称は秋田局~新潟局の日本海側でよく見られました。

20010401f12
・2001年(平成13年)4月1日、小倉駅、上り出発信号機です。黄色の板に数字表示です。

0320020519c31
・2002年(平成14年)5月19日、郡山駅、東北線下り・磐越東線上り・磐越西線下り出発信号機です。ご丁寧に「上3用」と表示されています。

以上の例は「発線」のみが表示されている例で、これをパターン①としましょう。

2番目は、着線が表示されているパターンです。

2120020816a3
・2002年(平成14年)8月16日、小淵沢駅、3番線下り出発信号機です。

2219790504b23
・1979(昭和54年)年5月4日、八王子駅、上り1番線上り出発信号機です。出発信号機の場合は進路の路線名称を表示するケースが多いようです。

2319781227d09
・1978年(昭和53年)12月27日、屋代駅、中線下り出発信号機です。この場合は進路上の駅名を表示していますね。

これらをパターン②としましょう。

3番目は、信号機の種別が表示されているパターンです。

3100010108
・2009年(平成21年)12月12日、浅野駅、電車線下り出発信号機です。

3201010943
・2009年(平成21年)12月12日、扇町駅、電車着発線上り第1出発信号機です。

3320051103a70v
・2005年(平成17年)11月3日、福島駅、奥羽線第3出発信号機です。この先で新幹線と在来線が入り混じります。

以上のような「種別」のみが表示されているものをパターン③としましょう。

4番目は、着線の線路名称と信号機の種別の2つが表示されているパターンです。

4101060815
・2012年(平成24年)9月26日、品川駅、東海道線下り出発信号機です。

4301060956
・2013年(平成25年)5月18日、沼津駅、中線上り出発信号機です。東海道線用は低柱です。高い位置に建植されている御殿場線のほうが主たる進路ということになるのでしょうか?

以上のように、「着線」と「種別」の2つが表示されているものをパターン④としましょう。

5番目は、発線の線路名称と信号機の種別の2つが表示されているパターンです。

5101060721
・2012年(平成24年)9月26日、天下の東京駅、中央線下り出発信号機です。

5201010914
・2009年(平成21年)12月12日、安善駅、下り出発信号機です。それぞれの信号機に2つの表示を設けるなら進路の違いを表せばよいのに、と思ってしまいますね。

以上のように、「発線」と「種別」の2つが表示されているものをパターン⑤としましょう。

6番目は、発線の線路名称と着線の線路名称の2つが表示されているパターンです。

6119861124b02
・1986年(昭和61年)11月24日、上菅谷駅、下り出発信号機です。

6220020502a24
・2002年(平成14年)5月2日、篠ノ井駅、上り出発信号機です。この時点では高崎まで線路はつながっていないのですが・・・。

P1020328
・2010年(平成22年)6月6日、高崎駅、下り出発信号機です。信越線用と上越線用とで信号機に高さの差は設けられていませんね。

以上のように、「発線」と「着線」の2つが表示されているものをパターン⑥としましょう。

7番目は、発線の線路名称と着線の線路名称と信号機の種別の3つが表示されているパターンです。

7119920531a13
・1992年(平成4年)5月31日、京都駅、下り出発信号機です。上から「発線」「着線」「種別」の順です。

7201030162
・2010年(平成22年)10月17日、浜松駅、上り出発信号機です。ここでは「着線」「発線」「種別」の順ですね。

7320010401c22t
・2001年(平成13年)4月1日、門司駅、上り出発信号機です。ポイントは「山下」ですね。

7419920426d10
・1992年(平成4年)4月26日、大阪駅、環状線外回り出発信号機です。表示されているのは「環2 外廻 出」なのですが、発線も着線も1つしかないのにここまで必要?と思うくらいご丁寧です。

以上のように、「発線」と「着線」と「種別」の3つが表示されているものをパターン⑦としましょう。

ここで整理しますと、ここで取り上げたパターンは①~⑦、それぞれ以下のようです。

①発線
②着線
③種別
④着線+種別
⑤発線+種別
⑥発線+着線
⑦発線+着線+種別

次回は番外編の予定です。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
バックナンバーはこちらからどうぞ。

« 会津宮下 1979/8/7 その2 | トップページ | 信号機の話 その4 »

コメント

こんばんは
八王子駅2番線の出発信号機、懐かしいです。何故か惹かれましたが、写真を撮っていなかったのが悔やまれますが、こちらで観られて嬉しいです。
初めて八王子駅に行ったのは1981年で、八高線がキハ20だったのもあり、一部に架線がなく微かに油臭い構内風景が大好きでした。
八高1番線の出発信号機の後ろに八高2番線の出発信号機も見えますね。ニ現示みたいですね。私が見たときは既に移され三現示タイプに変わっていました。また、下り1番線と下り2番線の東京方出発信号機は、中央線と横浜線が進路表示器付きの三現示で共用し八高線がニ現示でした。国鉄ではニ現示タイプは使わないものだと自分の中で決めつけていので、驚きました。現在ではされて現示タイプに変わってしまい、やはり当時、写真撮らなかったのが悔しいです。

お久しぶりです。

さて、北海道の分岐駅の出発信号機には、⑥のパターンを逆にした「着線+発線」という表記のものが多い気がします。
たとえば、南千歳駅2番線から南へ向かう出発信号機は「石2」「空2」、七飯駅3番線から北へ向かう出発信号機は「藤城3」「仁山3」、という表記になっています。
他のパターン(④⑤⑦)にも、順序の異なる表記のものがどこかに存在するのか、気になるところです。

 種別⑥⑦の線路表示順序について、JRはそのとおりに、(1)発線(現在地)、(2)着線(行先)という順が多いようです。
 国鉄時代は地域によって相違があり、山陽本線で、(1)着線、(2)発線、というものを見たことがあります。表示のみでなく運転士の確認発声もそれに従っていたと思います。
 錯覚防止にどちらが有用でしょうか。

十兵衛さん、二現示の信号機って古臭いイメージがあるのですが、黒磯や那須塩原あたりでは二現示の信号機が新設されたような形跡があり、このあたりはよくわかりませんね。

my2000さん、お久しぶりです。
統一ルールはなさそうですので、地域によっていろいろなパターンがありそうですね。

C6217さん、個人的には「〇から△」、つまり発線→着線の順のほうが自然な流れのような気がしますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506157/65015660

この記事へのトラックバック一覧です: 信号機の話 その3:

« 会津宮下 1979/8/7 その2 | トップページ | 信号機の話 その4 »

過去の記事

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ