会津若松 1987/7/25 動画 その1
1987年(昭和62年)7月25日に会津若松駅で撮影した動画です。
この頃の線路配線とは若干変わってしまっていますが、そこそこ参考にはなるかと思います(汗)。
動画のおおよその内容は以下の通りです。
1)7月25日、時刻は12時30分前後です。上り2番線からED7713+50系5両の編成が操車担当さんに誘導されて出てきます。5番線は会津鉄道線のDCです。
この日何らかのトラブルがあってダイヤが乱れており、発車番線の変更の案内放送が流れています。
2)ED77+50系5両は上り引上線に進みます。折り返して3番線に入りたいのですが、3番線にはまだ列車が在線しているためしばらく待機です。
3)3番線から会津若松発小出行き429Dが出発します。所定では12時35分発なのですが、遅れての発車だったように思います。
4)429Dが発車するとすぐさまED77+50系5両がバックで3番線に進入してきます。クネクネした渡り線を通過しますので機関士さんから入換合図が見えず、誘導するのも一苦労ですね。
ところでこの列車、「各駅停車郡山行き」とアナウンスされているのですが、所定ではこの時間帯の郡山行き普通列車は新津始発の1226列車(会津若松12時13分着、12時40分発)だけであって、会津若松始発の郡山行きという列車は存在しません。
この日1226列車にかなりの遅れが発生しており、429Dが発車する時点ではまだ会津若松駅に到着していませんでした。また、この「各駅停車郡山行き」列車も1226列車が到着するより前に出発してしまっています。
つまり、1226列車の遅れが会津若松以東に波及するのを抑えるために急遽会津若松で郡山行き列車を仕立て、1226列車の到着を待たずに郡山行きを発車させる対応をとった、ということのようです。
また通常の磐越西線の客車列車は50系4両が1ユニットだと思われるのですが、この列車は50系5両です。これも急な対応の結果なのかもしれません。
いずれにせよ、結果としてはただ単に客車列車のホームへの据付作業が写っているだけにすぎない動画ですが、個人的には操車担当さんの動きが好きです(笑)。
相変わらず、
・画質悪
・ノイズ多
・手ブレ大
・構図悪
ですが、ご容赦ください。
https://www.youtube.com/watch?v=IwTkVtoxW8o
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いつも興味深い記事をありがとうございます。
会津若松駅構内は手狭で、留置するのに 逆Z で車両を動かさなければならないのが特徴的だなあと思っています。それは今も同じはずです。
お示しいただいた配線略図ですと、動画に出ていた会津鉄道の列車が出発できないので、その後、5番のりばからの小出方への出発信号機が付いたようですね。
臨時に組成された1226レの入換担当さんがホーム近くでおおきく4.5番のりばの方へ離れるのは、機関士への合図を見えるようにですね。構内を知り尽くした動き、かっこいいです!
投稿: やわやわとまれ | 2017年1月15日 (日) 16時56分
やわやわとまれさん、
>5番のりば
配線図の頃は機回り線(側線)だったのですが、その後本線に「格上げ」されたようです。
>1226レの入換
最後に機関士さんが手で「アリガト」っぽい合図をするのも感心しました。
投稿: f54560zg | 2017年1月15日 (日) 21時34分