信濃大町 2016/3/31 その2
2016年(平成28年)3月31日の信濃大町駅、今回は糸魚川寄りの部分です。
1978年(昭和53年)の大町駅の記事も合わせてご覧ください。
・下りホームです。このホームの形態はちょっと変わっていますね。無理やり延伸したような・・・・。
・2番線は「本線」に昇格したようです。どんな列車が発着するのでしょうか。
・上りホームに移動します。1番線・2番線の信号機の「ヒサシ」は3灯共用の大型のものでしたが、
・4番線の信号機の「ヒサシ」も大型です。このあたりの使い分けのルールってあるんでしょうか。
・振り返って糸魚川方です。
・線路表示式の入換標識が見えます。7枚目の写真のように側線に電車を留置するためには入換作業が必要ですから、当然といえば当然の設備です。
・逆に、今までご紹介してきた豊科駅、穂高駅、有明駅には入換標識や転てつ機標識などが見当たりませんでしたので、これらの駅では入換作業は想定されていないように思います。
・ところで単に本線~側線間の車両の移動であれば、駒ヶ根駅のように入換信号機による無誘導入換でも十分のような気がするのですが、この線路表示式の入換標識ってあくまで入換標識なんですよね。「線路表示式の入換信号機」というのは存在しないのでしょうか。
・振り返ります。かつての関電専用線には枕木の車止め、架線もここまでです。ただし線路はまだ続いています。
・どんどん糸魚川寄りに移動していきます。曽山踏切です。
・上り場内信号機です。
・旧関電専用線の線路もここまでです。
・さらに糸魚川寄りに進みます。霊松寺踏切です。
・上り遠方信号機です。線路はありませんが関電専用線の跡の空きスペースは続いています。
以上のように信濃大町駅の配線は、1978年時点と比べますと2016年時点では、
専用線を中心に上図の赤の×部の線路が撤去されてしまったようですが、駅本体部分はそう大きくは変わっていませんね。
運転面では側線だった中線が本線になっています。
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4番線の列停が端の方とはいえ、ホーム場にドカンとたっているのにおおお~と思いました。
線区の拠点駅とはいえ、入換を極力少なくしている現在です。駅にある旅客車用の線標そのものが珍しいと思いました。操車担当の職員を置かなければならないのですけれど、入換信号機を設置するよりコストが・・・というところでしょうか。
線標は大きい分、構内従事員の多くに知らせることができる良さがあると思います。
「線路表示式の入換信号機」はないんじゃないかしら。
投稿: やわやわとまれ | 2016年8月 1日 (月) 22時11分
やわやわとまれさん、
>4番線の列停
おっと、気づいていませんでした(汗)。
>線標
線路表示式の入標は灯列式の入標からの「進化」と思っているのですが、入信については灯列式のまま「進化」しないんですね。
投稿: f54560zg | 2016年8月 1日 (月) 22時35分
進化形とはなるほど。入信は、入換担当運転士ひとりにしか見せないので、現状で十分なのかな。あ、それでも、停止現示の右側の目が「赤」になっている地域がありますよね。わずかに進化f^_^;)
投稿: やわやわとまれ | 2016年8月 1日 (月) 23時19分
「ヒサシ」の件ですが、写真を見たところ3番線の信号機の位置がレールに近すぎる為、大型のものを取り付けられなかっただけの可能性が考えられます。ちなみに信号機の周りに付いている板もレール側の半分がありません。
投稿: verdandi | 2016年8月 6日 (土) 21時58分
やわやわとまれさん、おっしゃる通り入換信号機は灯列式で十分なのかもしれませんね。
verdandiさん、私も最初はそう思ったのですが、上りの出発信号機を見ると、2番線の信号機だけヒサシが個別なんですよね。背板が切り取られていないにもかかわらず・・・。
投稿: f54560zg | 2016年8月 7日 (日) 10時38分
記事の写真で2番線上り出発信号機のヒサシも個別であることを確認しました。
確かに写真で見る限りは同じ理由とは考えられないが、信濃大町駅でヒサシが個別である信号機がその2か所であると思われることから、この辺では通常は大型のヒサシの信号機(雪対策?)を使用すると思われ、それが使用できないの何かしらの理由が存在しているので個別のヒサシのを使用していると思われます。
今のところ、その理由については推測の領域を出ないのしか思いつきません。
投稿: verdandi | 2016年8月15日 (月) 13時39分
verdandiさん、2種類のものを使い分けているからには何らかの理由があるのでしょうが、この件に関してはちょっと難しいですね。
投稿: f54560zg | 2016年8月16日 (火) 22時02分
信号機のヒサシですが大型の物は主に雪対策として使用しているようです。
さらに進化すると前面に透明なカバーが付いていたり、融雪装置などが付いている事もあるようです。
欠点としては雪対策で信号側面を囲っている分、真横や斜め前方からは見えずらいという事があります。
また進行の場合はヒサシが一番張り出している所が点灯しますので、運転台の高い車両ほど見えずらい気がします。
推測になりますが個別のヒサシの場所を見る限り信号機~停目までの距離が近いかつ、
高運転台の車両も入り込んで来る線区ですのでそういった意味で別にしているかもしれません。
投稿: 銀河鉄道信通課 | 2019年1月25日 (金) 23時51分
銀河鉄道信通課さん
なるほど、ありがとうございます。
投稿: f54560zg | 2019年1月27日 (日) 18時32分