田中 1987/8/5 動画
1987年(昭和62年)8月5日に田中駅で撮影した動画です。
この当時信越線の安中駅~田中駅間ではすでに貨物列車が走らなくなってしまっており、貨物営業上では田中駅は実質的な終端駅になっていました。
信越線の碓氷峠を越える貨物列車はなくなっていたわけで、この10年後には旅客列車も峠を越えなくなってしまいました。
動画のおおよその内容は以下の通りです。
1)高崎寄りの上り線側から見た田中駅です。貨物側線は残っていますが一般車扱貨物の取り扱いはすでに廃止されています。
なぜかタキが1両止められていますね。
2)10時35分頃、EF6431に引かれて蘇我発田中行き5362列車が中線に到着です。直後に下り本線に入ってきたのは軽井沢発長野行きの333Mです。
長年信越線のEF62に慣れ親しんできた私にとっては、本来のEF62の守備範囲に入り込んできたEF64はちょっと憎らしい存在です。
3)下りホームに移動します。
田中駅の取り降ろし線は1線だけの小規模なものなのですが、それでも5両のタキが連結されています。
4)10時50分頃に3005M「あさま5号」上野発長野行き、3010M「あさま10号」長野発上野行きが相次いで通過します(3010Mはパンタしか見えませんが)。入換は上下本線とも支障しますので、列車の合間を縫っての作業となります。
5)ようやく入換が始まり、編成丸ごと上り本線に引き上げます。
2両目のタキに後部標識が取り付けられているのが気になります。ぱっと思い浮かぶのは、入れ替わりにEF64の次位のタキが置いていかれるのでは?ってことですね。
バックして下り1番線(?)に進み、一旦停止後留置されていたタキに連結しますが、ちょっと荒っぽいです。
6)EF64は切り離されて高崎方に引き上げ、下り本線を通って機回しを行います。映像の右端あたりの場所に鎖錠スイッチが設けられているように見えます。
7)下り本線の直江津方で折り返して下り1番線(?)のタキに連結すると機関士さんはエンドを交換します。当然この後積車のタキを取り降ろし線に押し込む作業が行われるはずなのですが、操車担当さんらもいったん引き揚げてしまい、こちらも時間切れで終了です、あしからず。
相変わらず、
・画質悪
・ノイズ多
・手ブレ大
・構図悪
ですが、ご容赦ください。
https://www.youtube.com/watch?v=ClGKP363po8
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