宝積寺 1987/10/3 動画 その2
引き続き1987年(昭和62年)10月3日に宝積寺駅で撮影した動画です。
前回の動画で5693列車からタキ1900×8両が解放されるところまでをご紹介しましたが、今回はその解放されたタキを日本セメントの貨車移動機(アント)が入換を行う風景です。
日本セメントの専用線の配線は下図の通りです。
動画の内容はおおよそ以下の通りです。
・アントが起動されます。いったん青森方に向かい、突込線で折り返して2番線に向かいます。5番線にはまだ5693列車が停車中です。
・タキに連結、8両のうちの3両を連れてきます。途中は無人運転ですね。セメント満載なら1車あたり53トン、3車で159トン、さすがに重そうです。
・取り降ろし場所まで近づくと走行中に2人の作業員さんが1~2両目間と2~3両目間の連結器を同時に解放します。特に合図らしい合図はしていなさそうですが、息が合っています。作業員の方は結構怖いところを横切っているように見えますね。
・アントは1両目だけを連れて突込線へ。多分2両目と3両目は自然停車ですね。突込線で折り返して取り降ろし場所へ。すぐにセメントの取り降ろし作業が始まります。
・場面が変わり、1両目の取り下ろしが終わって2両目を押し込むところから。
・アントは切り離されて突込線に戻り、バックして3両目に連結されます。3両目を連れて突込線に入りますが、それにしても突込線の短いこと短いこと・・・。
・バックして2両目の取り降ろしが終わるのを待ちます。終わると2両目に連結、そのまま押し込んで3両目の取り降ろしを行います。
・ここから早送りになります。アントは突込線から2番線に向かい、再び3両のタキ(4~6両目)を連れてきます。
・やはり走行中に解放を行います。4両目のみを連れて突込線へ、そしてバックして待機です。
・また場面が変わって(多分)5両目に連結するところです。アントの連結器部分が上に上がるのがわかりますね。
・また場面が変わります。8両すべての取り降ろしが完了。アントは8両を連れていったん突込線に向かい、東京寄りのタキがセ101イを超えるところまで引き上げます。それにしても突込線の短いこと短いこと・・・。
・セ101イを転換し、8両のタキを押して2番線に戻します。今度は空車なので8両でも移動できるようです。空車なら8両でも100トンちょっとですから積車の3両より軽いですね。例によってまた無人運転です。
・8両のタキを2番線に押し込んで入換終了です。上記のような手順で作業を行っていますので、タキは来た時と帰る時では並びが完全に逆になっています。
相変わらず、
・画質悪
・ノイズ多
・手ブレ大
・構図悪
ですが、ご容赦ください。
http://www.youtube.com/watch?v=sKHoUIYLXjg
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