草薙配線図
珍しく本日2つ目の記事です。
まずは1978年(昭和53年)3月。
・ホームこそありませんが上下共用の中線が設けられた配線で、東海道線では珍しいタイプです。
・下り1番線に面しているホームは破線で描かれていますので、乗降用には使用できなさそうですね。
・選別押しボタンの並びが順番にはなっていないようで、A~Dがそれぞれ下本・中・上本・下1の順です。
・中線の出発信号機は下り・上りとも低柱っぽいです。
・右側に亡霊のようなものが見えます。右上に「S59.3.7改」と書かれていますように、59.2改正に伴う配線変更のため上から変更後の図が上貼りされており、もともとの図が透けて見えているんです。
続いて1989年(平成元年)2月。
続いて1992年(平成4年)1月。
最後に2003年(平成15年)4月。
・線路配線自体は変化ありませんが、信号てこの反位の方向のL/Rが逆になりました。Wikipediaによれば1999年に東海道線にCTCが導入されているようですので、この時に変更されたものと思われます。それ以前から下り方向=Rとなっていた駅では変更はないのですが、下り方向=Lとなっていた駅では一斉に下り方向=Rとなるように変更されていますので。過去にご紹介した中では、原駅、吉原駅、富士駅、興津駅に同様の変化があります。
配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
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草薙駅の下り1番線は1978年より前は確か行き止まりの貨物側線で有ったと記憶しております若し間違いなら申し訳ありませんが
投稿: yyoshikawa | 2014年4月 3日 (木) 22時11分
yyoshikawaさん、古い空中写真を見てみましたが
おっしゃる通り昔は本屋と下りホームが繋がっていたように見えます。下り1番線は待避設備の増強のために後年設けられたもののようですね。
投稿: f54560zg | 2014年4月 5日 (土) 20時41分
記憶が混乱しているとは思いますが、昭和50年くらい
まで草薙駅は改札口から下りホームに渡る構内踏切
があったように思います。
忘れそうな話、貨物駅としての東静岡駅は昭和42年の
開設と、かなり遅いので、その辺、いろいろ変遷してい
るかもしれません。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2014年4月 5日 (土) 22時29分
bad.Ⅳh-95さん、情報ありがとうございます。空中写真からはそのように見えたのですが間違っていたらゴメンナサイです(汗)。
投稿: f54560zg | 2014年4月 9日 (水) 21時25分
それと、平成26年になってから、草薙駅と用宗駅は
バリアフリー対策でエレベーターの設置工事を始め
ました。
草薙は元の跨線橋より静岡よりに設置中で、北口
駅前広場も手を入れているので、来年の春までに
はかなり変化するかもしれません。
それと安倍川駅は開設以来、早いもので30年近く
なりますが、ようやく東西の駅前広場の整備が始ま
りました。
西焼津も六合も、それなりに駅前広場が整備されて
いたのに対して、安倍川は、モロ、住宅街のど真ん
中の小駅、というTomixあたりのキットを組み立てて
設置したような状態が長かったので、少しは変わり
そうです。
投稿: bad.Ⅳh-95 | 2014年4月10日 (木) 20時43分
bad.Ⅳh-95さん、空中写真で見ますと安倍川駅っておっしゃる通り駅前広場的なものは見当たらないですね。京成とか京浜急行の各駅停車しか止まらない駅のような雰囲気・・・、ってよくわからないたとえですが。
投稿: | 2014年4月13日 (日) 20時19分
すみません、上記コメントは私です。
投稿: f54560zg | 2014年4月13日 (日) 20時31分
国鉄駅の話しから少し逸れますが悪しからず 静岡と清水を結ぶインターバン静岡鉄道静岡清水線 東海道本線と略平行して居ります特に入江岡と狐ヶ崎は東海道本線と複々線状態ですが然しいざ新幹線や東海道本線から乗り換え様とすると鬼状態になってしまいます 以前狐ヶ崎に親戚が住んで居た折何回か訪問した事が有り其の度新静岡又は新清水迄徒歩で行かねば成らぬ一番近い駅である草薙駅も少し歩かねばならない他所からの客に対し不便な私鉄です親戚は其の後静岡の中心部に越してくれたので利用しなくなりましたが
投稿: yyoshikawa | 2014年9月24日 (水) 09時45分
yyoshikawaさん、その通りですね。目の前に駅はあるのに・・・。
投稿: f54560zg | 2014年9月28日 (日) 10時40分