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2012年2月11日 (土)

刈谷配線図

刈谷駅、ヒデヨシさんには馴染みの深い駅では?

まずは1960年(昭和35年)頃。

196000
・隣り合う上下本線の外側に副本線が配置された、東海道線の典型的なパターンの駅です。
・貨物側線が結構いっぱいありますね。
・これほどの駅ですが、転てつ器はすべて現場扱いです。

続いて1967年(昭和42年)1月。

196701
・連動装置が第一種継電化されたようですね。
・下り2番線が本線になりましたが、東京方からの進入はできませんので出発専用ということでしょうか。
・上り1番線の下側(本屋側)にもホームのようなものが描かれているのですが、これは何?

続いて1971年(昭和46年)9月。

197109
・個々の専用線が詳しく描かれています。日本電装、民生紡績、豊田自動織機、愛知製鋼・・・、豊田自動織機と愛知製鋼の間の転車台のような円は何でしょうか。

続いて1975年(昭和50年)1月。

197501
・特に変化はありません。

続いて1983年(昭和58年)4月。

198304
・当初の図では特に変化はないのですが、その後の変更等が手書きで記入されています。下り2~4番線あたりは昭和62年に使用廃止になったんですね。
・なお停車場変遷大事典によれば、1986年(昭和61年)10月20日に取扱貨物がコンテナ貨物のみとなり、同年11月1日に貨物営業が廃止されています。

続いて1990年(平成2年)8月。

199008
・貨物側線がほとんどなくなり、いたってシンプルな形になってしまいました。
・名鉄線とのつながりも断ち切られてしまいましたね。
・上り1番線の神戸方に出発信号機8Rが設けられています。

続いて1997年(平成9年)3月。

199703
・ほとんど変化はありません。

最後に2006年(平成18年)4月。

200604
・神戸方の渡り線が一部撤去されました。

貨物側線がいっぱいあった頃はゴチャゴチャしていましたが、これらが取り除かれると緩急接続には最適な配線の駅になりましたね。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

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コメント

掲載ありがとうございます

この掲載図よりもっと昔は電装専用線の取り付け方が違うんですよ
下り2番線ですが手持ちのS53年連動図表では東京方から進入できます
実際に一度だけ下り1番線と2番線に抑止列車が入ったことがあります
豊田専用線の円形は貨車用転車台で(工場内のため私は見たことがありませんが)S50年頃の空撮写真には見えます

この駅の配線で注目は上り本線東京方にある本線横断用31ロ(K字クロッシング)です
通常は分岐を背中合わせに使うところでしょうが東京方に名鉄のこ線橋の橋台があるのでスペースの関係かもしれません

53年頃に名鉄三河線海側の貨物廃止があり海側関連と名鉄の貨車工場が無くなっています
ちなみに名鉄ホームと国鉄下りホームを結ぶ渡線車が日本一長いものでした
トリビアですw

写真や資料も膨大に持っていますので国鉄刈谷駅HPでも作ろうと思っています
また思いついたら書きます

上はヒデヨシでした

私はS52年に配置されて運輸掛(駅務)~構内掛~構内指導掛で、その後共和駅へ行くまで5年間いました
手持ちの写真は施設・線路から本当に細かい備品にいたるまで撮っています
ネガ白黒カラー合わせて写真6000枚ほどコダクロームは300枚ほど・52~54年までのガリ版刷り刈谷駅報・貨物駅取り扱いコード表・配車による貨車の出入り表(車番など)
何とかしないとですね

この刈谷駅は共同使用駅でしたが名鉄職員は北口の名鉄出札の1名だけ南口名鉄関連の出改札タブレットなどの運転業務はすべて国鉄側で行っていました
線路は
上り2番線が到着貨物
上り3番線上り発送貨物
上り4番線有蓋車高床ホーム
上り5番線有蓋車低床ホーム
6~9番線留置線
10番線無蓋車荒荷線
11番線コンテナ荷役線
電装線(中北線)電柱・枕木など

下り2番線下り発送貨物
下り3番線下り到着貨物・機回り線
下り4番線留置線
下り5番線三河線海発着53年以降は留置線
下り6番線三河線山発着

下り53イロの先の安全側線部分は
太田商事専用線ともなっています(石油類到着)

神戸方刈谷街道踏切は第1種半自動昇降式
有人踏切でした

上り側線の引上げ線は
東京方の終端部では引上げ線が緩やかに登り本線が東京方へ3~5%で下っているので相当の落差があります
上り側線入換はDE11(稲一)
下り側線入換は名鉄デキ及び上り側線で使用のDE11

施設ではこの近辺で刈谷駅くらいしかないのがテルハですね
国鉄小荷物の専用窓口があり急荷客及び荷電はすべて停車し三河線にも小荷物の中継もありました
S53年当時で職員総数は刈谷駅130名、直営の管理駅東刈谷駅6名(この近辺で民間委託になっていない唯一の小駅)です

新入りです。どうぞよろしくお願いします。

東海道線は高速貨物や特急等の通過列車が随分昔から多かった事が配線から伺えました。米原以東ではダイヤが逼塞していて減速せずに通過出来る事が大前提だったのでしょうね。日本の大動脈であり第一級の幹線であると言う事が配線によく表れていますね。
とても勉強になります。なお、米原以西は中線の様子が成田線佐倉-成田間に似ています。

東海道線の配線と私の自宅にほど近い外房線新茂原駅や成田線新木駅の現在の配線と比較していました。
しかしこれらの駅は上下両線ではなくてどちらか一方のみ減速せずに通過できる構造となっています。


自己紹介
配線は駅の歴史にのみならずその地域の経済・文化・歴史を語っている縮図といっても過言ではない事に気づきました。
そこで国鉄型配線と島式ホームの成り立ちについて興味を持ち地元である千鉄局管内の配線を中心に研究しています。

海岸地域と島式ホームとの関係
外房線本千葉・蘇我、浪花-勝浦間及び内房線浜野-那古船形間の
島式ホームに興味があります。
同区間はY字ポイントばかりでもとより高速列車運転計画がなかったのかもしれません。
長文失礼しました;

続きましてこれまで拝見のみでしたがコメントさせていただきます。
現・刈谷市民としてはすっかり面影の無くなった専用線の有様がはっきりとわかり、非常に楽しませて頂きました。
織機か紡織への専用線跡は辛うじて現存していますが、製鋼への専用線は今や見る影もありません。電装もしかりですね。

今後も東海道をほぼ各駅で下って行っていくのでしょうか、楽しみにしております。宜しくお願い致します。

私も刈谷市民です。
デンソーへの専用線は昭和34年の配線図の上10番線の延長ですね。ここだけ四角い箱が書いてあるのは何故でしょうか。昭和26年から刈谷市初の区画整理事業が北口で始まり、それに伴う専用線の移設と考えられます。デンソー専用線はつい数年前までレールが残っていたように思います。
民生紡織専用線ですが、ちょうどヒデヨシ氏が勤務期間中に塀の中に潜り込んだ事があります。鉄扉の線路の間、バラストを掻き出せば小学生が潜り込める隙間が作れたのです。目的はターンテーブルでしたけど、その時点で紡織専用線よりも奥は撤去済みでした。ダルマさんで散々遊び倒して撤退しました。

少し間違えていました
下り5番線三河線下り到着貨物・留置線
下り6番線海発着53年以降は留置線
下り7番線三河線山発着
です

46年の図で名鉄側の配線も描かれていますので

名鉄の貨物は4または14の標識付き転轍器の鍵を開錠して現場転換して進入・進出させていました
三河線山側は知立でスイッチバックがあるためプッシュプルでの貨物列車編成です
三河線はトラやワムはOKですがワラ1やワム80000は入線禁止となっています
でも昔はワキ9000が三河線土橋まで入っていたらしいですが・・・
通標授受があるため基本パノラマカーも入線できません

ヒデヨシさん、刈谷駅に関する多くの情報ありがとうございます。そしてまたものすごい膨大な数の資料ですね。国鉄刈谷駅HP、期待しています。
狸囃子さん、コメントありがとうございます。線路の配線ってホントに面白いですよね。私もよく知らないことが多く、皆さんから色々教えていただいて勉強になっています。
けーすけさん、コメントありがとうございます。名古屋から関ケ原あたりまではすでに記事にしていますので、とりあえず熱田あたりまで下っていく予定です。
ヒデヨシ氏勤務当時は小学生さん、コメントありがとうございます。楽しそうな思い出ですね。私にも同じようなことをした経験がありますが、今だったら大目玉かも(笑)。
ヒデヨシさんのコメントはコメントとして残しておくだけではもったいない気がしますね・・・・・。

上り1番線の本屋側にあるホーム状表現は
実際の形とはまったく異なりますが小荷物取扱所を増設したときの表現ではないでしょうか?
道路側にもトラックがつけて荷扱いができるようになっていました
現在この部分は再び無くなってしまっていると思います

図ではかなり神戸方に長く描かれていますが、今ではずいぶんと短くなってしまっていますね。

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