富士 県道181号線
タイトルに道路の名前がついたのは初めてですね(笑)。
まず、1978年(昭和53年)3月の富士駅の配線図です。
本州東線、本州西線、大興西線などといった専用線が記載されているのですが、略図なので結構デフォルメされています。
正確な位置関係を把握するために国土画像情報の空中写真(昭和50年)を。
(配線図に合わせるため180度回転させています。)
実際はこんな感じなわけです。
線路のすぐ下側(山側)を線路と平行に左右に通っているのが県道181号線です。
この道路、やたらと線路と交差しているのがわかりますね。
この写真から県道181号線と線路を抜き出すとこのようになります。
富士駅(図の右側)から東(左側)に向かって県道181号線を進むと、本州西線・コンテナ1・2番線への通路線・本州東線・大興西線と、4つもの線路を横切ります。身延線の旧線路敷も横切ります。
何が言いたいのかといいますと、「県道181号線というのは、なんとまあ贅沢な道路だったんでしょう」ということなんです。こんな道路、あまりないのでは?
今ではコンテナ1・2番線への通路線だけが現役で、本州東線については線路は残っているものの使用されていません。本州西線と大興西線は線路もありません。
もしこの道路を通ることがあれば、是非このような過去を思い浮かべていただければ、と思います(私は思い浮かべなかったので、懺悔の気持ちでこの記事を書きました(汗))。
配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。
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このぐるっと円を描いた専用線が良いですね
おそらくの国道の踏切は信号機つきのいったん停止不要だと思いますが
私が良こ利用していた道路で西名古屋港駅を中心とした専用線が数多く横切る通りで
停止せずの通行は結構な振動で数が多いので本といやでした
今だったら反対に嬉しいと思っちゃう
投稿: ヒデヨシ | 2012年1月30日 (月) 06時14分
ヒデヨシさん、そうですね、臨港線あたりだと結構踏切だらけの道路があるかも。そんな道路を通ったらワクワクモノですね。
投稿: f54560zg | 2012年2月 1日 (水) 22時25分