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2011年7月 5日 (火)

相生配線図

相生駅は、個人的にはひとつの大きな区切りの駅です。
山陽線の在来線列車で行ったことのある最西端の駅なんです。
もっとも40年近く前のことですので、全く記憶はありませんが(汗)。

まずは1958年(昭和33年)4月。

195804
・山陽線はまだ電化されおらず、当然赤穂線も電化されていません。
・この時代の赤穂線の運転系統がよくわからないのですが、配線図を見る限り本屋側の行き止まりの赤穂1番線が赤穂線の本線のようですので、山陽線への直通よりも相生折り返しが主体だったのでしょうか。

続いて1969年(昭和44年)4月。※※

196904
・ほとんど変化がありませんが、山陽線は電化され、赤穂線も播州赤穂までは電化が完成しています。
・相変わらず赤穂1番線が本線なのですが、果たして使用されてたのでしょうか。
・赤穂線に第一場内信号機が設けられているのですが、素朴に「なぜ?」。
・信号機のてこ番号が手書きで修正されており、見たところ継電化(進路選別式)によるもののようですね。

続いて1986年(昭和61年)4月。

198604
・ようやく赤穂1番線が側線になり、赤穂線からの進路は2番線だけになりました。

最後に1999年(平成11年)10月。

199910
・ほとんど変化はありません。
・赤穂線の場内信号機が相変わらず第一・第二と2つありますね。

赤穂線との分岐駅ではありますが、分岐駅としては比較的シンプルな配線です。
この駅の特徴は新幹線が止まる駅、ということでしょうか。

配線図はT.Mさん及びKASAさん(※※印)よりご提供いただきました。

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コメント

こんばんは.
相生駅を訪れてみて不思議に思っていた点がようやく解消されました.
現在は4番線は撤去されているようで,姫路よりに保線用として少し残っているのみですね.
赤穂線に関しては,以前は赤穂1番線があったんですね.本線1番線に面したホームが長いと思っていたら,そういうことだったんですね.

いつも新しい記事が上がるのが楽しみです.

ラジマニさん、どうもそのようなんです。
ただ、当時の実際の列車の運転系統を知らないもので、どの程度使用されていたのかがよくわからないのですが。

いつも興味深い記事をありがとうございます。

赤穂線の上り第一場内信号機と第二場内信号機の間には、第1那渡トンネル(1003メートル)があるようです。

だからといって、f54560zgさんの「なぜ?」に答えてはいないのですが・・・(汗)。

いつも拝見しておりましたが、地元駅なので思わずコメントしました。
私も赤穂1番線については気になっていたので、本線だったということが分かりようやく腑に落ちました。
ちなみに赤穂線開通当時はキハ20などの気動車列車が中心だったようで、これの折り返しに使われていたのではないかと思います。
ただ全線開通・電化後はどの程度使われていたのか疑問ですが。保線用の側線になってからしか知りませんが、もともと架線は張られていたのか?これすらも疑わしくなってきます^^;

ちなみに現在では3番線から岡山方への進路が増えてます。これまでデータイムは山陽線が姫路発着、赤穂線が相生折り返しだったのが入れ替わり、山陽線が相生折り返しになったためですね。でも赤穂線は上下とも2番線発着で同ホーム連絡をしてるので、今では1番線は通過列車ばかりになってしまいました^^;

当時の列車設定を調べてみました。
時刻表1958(昭和33)年11月号によりますと、 
 相生~伊部(当時の終着駅)間 5往復
 相生~播州赤穂間 2往復
 相生~日生間 1往復
 姫路~伊部間 4往復
 姫路~播州赤穂間 1往復
 大阪~播州赤穂間 土曜運転1往復 (大阪~姫路間は本線列車と併結。姫路駅で分割・併合)
の14往復の列車が運転されています。相生始発・終着は8往復ですね。気動車の表記が無いので全て客車列車ではないでしょうか。
なお、この年の3月25日に日生~伊部間延伸開業祝賀列車が、姫路第一機関区所属のC11 178号機牽引5両編成で運転されています。(鉄道ピクトリアル1958年5月号)

1961年3月の相生~播州赤穂間電化完成後は、時刻表1961年9月号を見ますと、
 相生~播州赤穂間は全て本線直通の電車が13往復
 播州赤穂~伊部間は全て気動車で10往復
 播州赤穂~日生間区間気動車が1往復
で、この時点では相生折り返しの列車はありません。以後の時刻表でも相生始発・終着の列車はないようです。

東岡山まで全線開通した1962年9月以後は、電化区間・未電化区間とも数往復ずつ増発されました。また京都発赤穂線経由、倉敷から伯備線経由大社行きの急行「だいせん」も運転されるようになり、この列車には一度乗りました。その時はキハ55でした。

ちなみに貨物列車は姫路第一機関区のC11、また全線開通後は姫路第一機関区に新たに配置された3両のC58(姫新線のC58は津山区受け持ち)も全線電化完成の1969年まで活躍していました。

分岐駅としてはおっしゃるように物足りない作りです
しかも非電化だった当時の赤穂線を考えるともっと複雑であっても良いと思いますし、何よりも貨物列車の中継設備は皆無です
不思議ですね

本屋神戸方にも貨物関連施設や側線もありそうな感じですが地形的に見て存在しなかったようです
赤穂線訪問時に利用しましたが新幹線駅が出来てもおよそ、その停車駅とは思えない街の規模には驚かされました
私の住むところからの関係では長らく(今は不明)米原発播州赤穂行きの電車があったのを記憶しております

KASAさん、ありがとうございます。すぐにトンネルと第一場内信号機とを結びつけるものは思い浮かびませんが、でもいずれにせよトンネルの存在が第一場内信号機設置の理由に大いに関係していそうですね。
カボチャさん、コメントありがとうございます。
カボチャさんのコメントを拝見してあわてて最近の時刻表を見て、そして愕然としてしまいました。全く知りませんでした。今や姫路方面から上郡方面に直通する列車は1/3程度、残りは赤穂線直通で、その赤穂線直通列車の約半分が相生始発の上郡方面行きに接続する形態なんですね。
スミノエさんからいただいた貴重な情報のとおり、昔は相生で相生始発の赤穂線列車に接続していたのとはまるで逆のようになってしまったわけですね。何ともまあ・・・。
それにしてもスミノエさんは豊富な資料をお持ちですね。お持ちなのもスゴイし、何年何月号にどんな記事が掲載されているのかという検索システムも充実しているようですね。
ヒデヨシさん、客車列車の始発駅であればおっしゃる通りもう少しいろいろあってもよさそうですよね。
新幹線が止まるのもちょっと不思議。

f54560zg さん、私はたまたま以前購入していた復刻時刻表を持っているだけです。自分が生まれた以前のものは眠っている状態だったのですが、こちらへ寄せていただくようになり、興味ある記事のおかげで見る事が増えました。また、遠ざかっていた鉄道趣味に帰ってくるきっかけともなりました。ありがとうございます。

スミノエさん、いやいや、時刻表はまだしも、(鉄道ピクトリアル1958年5月号)なんて、そう簡単には出てこないと思います(笑)。
私も鉄道ピクトリアル誌は結構古いのから持っているのですが、何年の何月号にどんな記事が、なんてのは到底無理です。

f54560zg さん、実はここに寄せていただくきっかけとなった城東線(現大阪環状線)玉造~淀川間の貨物列車について今一度調べている最中で、時間がある時に交通科学博物館の図書室に行っているのです。鉄道ピクトリアルの創刊号から調べ始めていて、他にも気になる記事があればメモしているのです。例えば、こちらで話題になった鷹取~西明石間の複々線工事や鷹取機関区に配置されていたD52などについても新たに知ったことがあります。それについてはまた鷹取の方にコメントさせていただきます。1958年5月号の赤穂線祝賀列車の記事も、たまたま見つけたものです。

レオちゃんさんの熱意に感服したところなのですが、スミノエさんの行動力も素晴らしいですね。私はどうも最近はモノグサになってしまって・・・(汗)。

赤穂線電車が相生駅折り返しになった直後ぐらいだと思いますが、一時期、以前の赤穂1番線で折り返していたと思うのですが、覚えておられる方いらっしゃいませんか?

 赤穂1番線に着発するC11牽引の客車列車に乗った記憶があります。気動車になる前のことです。
 電化により全列車が大阪方面に直通となったのは大改革だったと思います。
 赤穂市長の談として、大阪駅のホームで播州赤穂行きと連呼してくれる、まことにありがたい宣伝だと感謝している、とありました。

 赤穂線の第1場内は、入換で赤穂線を引上線として使用するためです。そのままでは入換車が場内を越えるためにその外方に第1場内を設けたと聞いています。
 場内をもっと下り方に移設すればよいのですが第一那波トンネルが支障します。場内がトンネル内でもかまわないものの、現実論をとったものでしょう。

通りがかりさん、それって「かつての赤穂1番線の復活」ということでしょうか。興味深い情報ありがとうございます。
C6217さん、入換を考慮した対応なんですね。ありがとうございます。

赤穂線の電車が合理化で相生折り返しになった時に、赤穂1番線から発着していたことがあります。実際に赤穂へ行く際に乗りました。記録が少ないのは、短期間だったためでしょうか。

Totoroさん、情報ありがとうございます。

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