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2011年6月26日 (日)

姫路の列車運転ルート その2

前回の続きです。

1966年(昭和41年)以降の変化点について説明していきます。

3.1966年(昭和41年)3月
3-1 山陽線の旅客列車及び通過貨物列車等

・特に変化はありません。

3-2 山陽線の停車貨物列車関係

196603

・下り貨物着発4番線が増設され、下り側は副本線が合計4線になりました。

3-3 播但線

・特に変化はありません。

3-4 姫新線

196603r

・場内信号機31RA3により3番線に進入するルートが新たに設けられました。

3-5 飾磨港支線

・特に変化はありません。

4.1969年(昭和44年)4月
4-1 山陽線の旅客列車及び通過貨物列車等 ※※

196904r

・下り列車にとっては到着専用だった4番線から門司方に出発できるようになりました。

4-2 山陽線の停車貨物列車関係

・特に変化はありません。

4-3 播但線

・特に変化はありません。

4-4 姫新線

・特に変化はありません。

4-5 飾磨港支線

・特に変化はありません。

5.1986年(昭和61年)4月
5-1 山陽線の旅客列車及び通過貨物列車等

198604r

・今まで側線だったホームのない5番線が本線に、しかも一気に下りの主本線になりました。1950年(昭和25年)時点では2線しかなかった進路が、線路やホームを増設しないまま4線にまで増えたわけです。

5-2 山陽線の停車貨物列車関係

198604r_2

・下り側では、出発専用ではありますが下貨発5番線が増設されました。
・上り側でも着発4番線が増設されています。
・貨物の着発線も徐々に拡大されてきたわけですね。
・下りの着発線からの出発の進路は従来は6番線でしたが、5番線の増設に伴い5番線に変更されています。

5-3 播但線

198604r_3

・4番線からの出発及び4番線への進入ルートが新たに追加されています。

5-4 姫新線

198604r_4

・4番線から姫新線に出発するルートが追加されました。
・以前は山陽線上り専用だった4番線ですが、山陽線下り、播但線、姫新線と、用途がずいぶんと増えましたね。

5-5 飾磨港支線

・特に変化はありません。

6.1992年(平成4年)4月
6-1 山陽線の旅客列車及び通過貨物列車等

・特に変化はありません。

6-2 山陽線の停車貨物列車関係

・特に変化はありません。

6-3 播但線

・特に変化はありません。

6-4 姫新線

・特に変化はありません。

6-5 飾磨港支線 ※※

199204r

・飾磨港支線は1986年(昭和61年)11月に廃止され、旧本線が引上線状に残るのみとなりました。
・これに伴い西4番線は撤去されたようで、また8番線は本線から側線に格下げされました。

7.1999年(平成11年)10月
7-1 山陽線の旅客列車及び通過貨物列車等

・特に変化はありません。

7-2 山陽線の停車貨物列車関係

・貨物駅部分がごっそり移転・廃止されてしまいましたので、特に貨物列車専用となる運転ルートはなくなりました。

7-3 播但線

199910r

・1番線からの出発及び1番線への進入ルートが新たに追加されています。
・裏4番線からの出発ルートが相変わらず残っているのがちょっと不思議です。

7-4 姫新線

・特に変化はありません。

姫路駅で一番不思議なのは、播但線・姫新線・飾磨港支線の貨物列車と貨物駅部分との連絡方法でしょうか。
いずれも貨物駅部分の着発線に直接発着することができませんので、旅客駅部分と貨物駅部分との間を入換で移動するしか方法はないと思うのですが。

43-10の貨物時刻表を見ますと、各支線の貨物列車は基本的には姫路始発・終着なのですが、1本だけ岡山操発飾磨行き2492列車というのががありました。姫路着15:19、姫路発15:27、停車時間はわずかに8分です。おそらく7番線で折り返すと思うのですが、それにしても8分? まさかプシュプルかと思ってしまいます。

配線図はT.Mさん及びKASAさん(※※印)よりご提供いただきました。

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コメント

はじめまして
懐かしい写真と親切な解説(それでも私にはちょっと難解?w)とにかく感心しながら見させていただいてます。
最後に書かれてる2492列車は伯備線足立発飾磨行の専用貨物で、布原ではD51の三重連となった有名な列車です。
当時のSL時刻表にもなぜか岡操発と記載されてました。
編成はセキ+ホキ、姫路の受け渡しは見てないのですが飾磨線内はC11が単機で重そうに牽いておりました。

Mさん、初めまして。
そうですか、2492列車はかつて多くのファンを魅了したあの列車ですか。最終区間はC11が引いていたのですね。

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