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2011年4月24日 (日)

神戸地区臨港貨物線

1974年(昭和49年)の空中写真をもとに神戸港付近の貨物線をなぞってみました。
写真からは判別しづらいところもありましたので若干いい加減ですが、おおよそはこんなものではないかと。

Photo_2

・大きくは東灘から分岐する線群と兵庫から分岐する線群に分けられます。
・両者が最も接近する兵庫港駅と湊川駅付近では、その距離は1km程度ではないでしょうか。
・わずか1km程度の距離を隔てた線路ですが、線路をたどってぐるっと回れば20km近くになりますね。
・また戸籍上も一方は東海道本線所属であり、他方は山陽本線所属という違いがあります。
・まさに近くて遠い線路群ですね。
・神戸駅と湊川駅もずいぶんと近かったんですね。このあたりは横浜駅と高島駅の関係に似ているように思います。

この後、1981年(昭和56年)4月に東灘~神戸港間が電化されたものの、
・1980年(昭和55年)10月  兵庫~和田岬 貨物営業廃止
・1984年(昭和59年)2月   兵庫~神戸市場 廃止
                   新川~兵庫港 廃止
・1985年(昭和60年)3月   神戸港~湊川 廃止
・1986年(昭和61年)11月  神戸港~摩耶埠頭 廃止
・2003年(平成15年)12月  東灘~神戸港 廃止
という経過をたどり、現存するのは兵庫~和田岬間の旅客線と一部の専用線だけになってしまいました。

貨物が現役のころは、さぞかし魅力的な車両たちが興味深い運転を行っていたんだろうと思います。

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コメント

空撮で見ると神戸港駅と湊川駅は巨大な駅ですね
それに引きかえると兵庫港駅、神戸市場駅、新川駅はかなりこじんまりとしています

おっしゃる通り巨大ですね。本体部分も巨大ですが、そこから枝がいっぱい生えていますのでますます壮大です。
神戸や三宮から近い距離にあったのに現地を訪れなかったこと、大変後悔しています。

こんにちは。いつも楽しく拝見させていただいています。実に壮大ですね。国鉄やJR直営の臨港線は特に趣深いと思います。「xx港駅」とか「浜xx駅」といった貨物駅は魅力的です。周囲の工場などにはり巡らされた側線も含め、こうした線が数少なくなっているのは(あくまでも私たちの趣味の観点からですが)とても残念に思います。

突堤の一つ一つにまで張り巡らされた線路はかつての鉄道輸送の栄華の象徴ですね。
神戸のような規模の大きなものでなくとも、小規模な臨港線にも大きな魅力がありましたね。

数年前の発刊になりますが、N社のRM増刊誌「国鉄時代vol.8【旧線随想】」に、神戸臨港線の記事が記載されています。
宮内明朗さんと高橋弘さんによる記事で、B50や鐘付き8620などが兵庫駅や鷹取機関区、神戸臨港線内で写されています。
末尾には特別付録として神戸港や浜大津ほかの映像DVDも添付されています。
メイン記事は碓氷峠や北陸旧線なのですが、昭和30年代頃の神戸臨港線辺りの一部様子が知り得るのではないでしょうか。
宮内明朗さんの記事によると、突堤の入換には機関車の前に控車を連結しての仕業だったそうです。

「機関車の前に控車」ということは、控車+機関車+貨車という並びなわけですね。
控車の目的は何であるのかわかりませんが、面白い姿ですね。

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