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2011年1月16日 (日)

新大阪配線図

新大阪駅は新しい駅であるため線路配線が合理的過ぎ、個人的にはちょっと面白みに欠けるように思います。

(1992年の新大阪駅はこちら。)

まずは1950年(昭和25年)4月。

195004r
・新大阪駅はまだ開業していません。
・旅客線もまだ複線です。従いまして東淀川駅付近の6線のうち旅客線は2線だけで残り4線は貨物線ということですね。

続いて1960年(昭和35年)頃。

196000r
・旅客線が複々線化され、貨物と対等になりました。
・宮原操方面から外側線に入る渡り線が描かれていないのは記載モレだと思います。

続いて1966年(昭和41年)3月。

196603r
・新幹線が開業し、同時に新大阪駅が設けられました。一気にごちゃごちゃになりましたね。
・宮原操への回送線の分岐部分は新大阪駅の構内に含まれるようになったようです。
・冒頭で「面白みに欠ける」と書きましたが、強いて面白みを感じるといえば、なぜか4番線だけに設けられた安全側線と東京方の内側線←→外側線の渡り線の微妙な位置でしょうか。
・この渡り線、この時点では日常的に使用されることはおそらくなかったのではないかと思うのですが、後年新快速がバンバン通過するようになりましたね。
・宮原操方面からの回送線の合流地点よりも大阪寄りに新大阪駅があれば回送には好都合だったんでしょうが。

続いて1972年(昭和47年)1月。

197201r
・変化はありません。
・3か月後には新幹線~在来線接続の主役を岡山に明け渡すことになります。

最後に1986年(昭和61年)4月。

198604r
・変化はありません。

その後梅田貨物線と1番線を結ぶ渡り線が設けられるなどの変更が行われ、新幹線と在来線の接続駅としてはますます重要な役割を果たすようになりましたが、列車の運転としては新大阪始発・終着となる列車は福知山線の特急列車にほぼ限られるような状況であり、寝台列車が発着していたことなど、遠い昔のことになりました。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

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コメント

つばめ、はと、月光が撤退しても f54560zgさんの書されている「主役を岡山に明け渡す」頃には、まだ新大阪駅に威厳がありました。
なは、日向、かもめ、しおじ、みどり等の昼行特急は発着駅は別にしても健在で、あかつき、明星、彗星のブルトレ寝台特急群はその勢力を伸ばし続けていたからです。

小学生の頃、木造校舎だけだった小学校に三階建鉄筋校舎が一棟三教室分だけ完成し、その教室に学年四クラス中で私のクラスだけが選ばれ入室ました。その階上から北側の風景をを見ると、白い柱が西へ建ち並んで行くのが見え、やがてそれが山陽新幹線の高架橋だとわかりました。
なぜならそれは、ダイヤ改正を機に当時子供の私にとって二冊目となる昭和47年3月号の大型時刻表を母から買い与えられたからです。
それまで山陽本線上で見られた「つばめ」や「はと」がそれを機に急に見られなくなったのが、なんとも寂しく感じたのを記憶しています。

今では、f54560zgさんの記事のとおり福知山線のみの発着となり、当時は来ていなかった阪和線と紀勢本線の特急群が彩りを添えていて、今だ北陸特急が当時の役割のままで居続けているのが救いなのでしょう。
その福知山線の国鉄型特急車両183系も今春から新型車両に移行して行き、ここ新大阪駅でも、また国鉄型車両が消えて行こうとしています。
ブルトレ寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」が当時の名残りのように活躍していますが、それもいつまで続くのでしょう…。

私の持っている時刻表の中で最も古いものはE10さん2冊目の翌月の昭和47年4月号です。つばめ・はとは岡山に移り、新大阪始発に限定すると昼行特急ではかなり淋しいですが、18時以降になると一転してあかつき・明星・彗星が次から次へと発車していくのが読み取れます。夜行列車への乗り継ぎの主役は新大阪ですね。
ただ、夜行列車の始発駅というと旅情溢れる雰囲気を感じることが多いのですが、どうもこの新大阪駅の場合、ちょっと似合わないような・・・。

かつて姫路~関西国際空港間に「ウエスト関空」という臨時快速電車がありました。運転期間は憶えていなかったので調べてみると、1995年末から最繁忙期を中心に、1999年1月まで運転されていたとありました。新快速と関空特快ウイングを結合したような列車で223系0番台で指定席もありました。
経路は姫路~大阪~新大阪駅11番ホーム、そこからスイッチバックして梅田~西九条~天王寺~関西空港。
そして関西空港から姫路へは、新大阪までは同じ経路。ところが新大阪駅11番ホームからは大阪駅方面下り線には渡れないので、一旦吹田信号所まで行き、そこでスイッチバックして北方貨物線経由で尼崎へ出ていました。即ち行きは大阪を通るが帰りは大阪は通らないという列車です。私も乗りましたが一旦吹田まで行くので随分時間がかかり、これなら新大阪で新快速に乗り換えた方がずっと速く、この列車で関西空港から姫路方面へ行く乗客はあるのか疑問でした。荷物の多い方には便利だったのかもしれませんが。
また途中でスイッチバックして進行方向が変わるので違和感がありましたが、私の様な鉄道ファンからすると、普段旅客列車が走らない吹田信号所や北方貨物線を通るので面白い列車でした。

画期的な経路の列車ですね。新大阪でスイッチバックする列車が存在したことを初めて知りました。
大阪→新大阪→梅田→・・・、すばらしい経路です(笑)。
関西空港行きだけでもどうしても大阪駅を通過させたかったんですね。執念でしょうか。

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