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2010年12月11日 (土)

熊谷 2010/9/26 その2

話をもとに戻して熊谷の続きです。
今回は高崎寄りの部分です。

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大宮方です。高崎線です。

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こちらは秩父鉄道線です。

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JRから秩父鉄道線への下り出発信号機はそっぽを向いて使用できない状態になっていましたが、線路はかろうじてつながっています。もっとも枕木のようなもので閉鎖されてはいますが。

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振り返って高崎方です。

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廃止から27年が経過していますが、東武熊谷線の線路は結構しっかり残っています。

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秩父鉄道線の場内信号機です。一番左の信号機は秩父鉄道線からJRの3番線に進入するためのものです。しっかり赤色が点灯していて、こちらのほうは一見現役バリバリに見えます。

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ひとつ高崎寄りの踏切に移動しました。

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ホントにしっかり線路が残っていますね、

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踏切部分は撤去されていますが・・・。

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上熊谷駅です。いい雰囲気ですね。

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旧東武熊谷線側はフェンスでふさがれています。

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今度は上熊谷駅をまたぐ跨線橋から。

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右が高崎方、真正面が三峰口方です。

ところで「仁方・広配線図」の記事にいただいたTOさんの「同時発車」のコメントに関連して私の記憶をご紹介します。
同じく昭和47~48年頃ではないかと思うのですが、春休みか夏休み、長野にいた祖父母のところへ遊びに行った帰り、高崎線の客車列車(322列車もしくは2322列車)が熊谷駅に進入する際、秩父鉄道の貨物列車と並走するんです。高崎線と秩父鉄道線が合流する上の写真のところから。
客車列車と貨物列車の間には高崎下り線と東武熊谷線の線路がありますから、隣り合う線路を並走するわけではありません。
ところが、熊谷駅に近づくにつれて貨物列車がどんどん接近してくるんです。渡り線を次々渡って。最後はほんとに手が届くんじゃないか、ってくらいに接近して、子供ごころに「ええっ~!?ぶつかる!」という感じでした。

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客車列車は一番下の線路を右から来て上り本線へ、貨物列車は一番上の線路を同じく右から来て4つの渡り線を通って中線に入ったわけです。

当然ながらダイヤが変更になるまでの何年かの間は同じ光景が見られたわけで、最初はびっくりしましたが後には大きな楽しみのひとつでした。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

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コメント

いつも興味深い配線図と記事をありがとうございます。

当時としてはきっと珍しくなかったのだと思いますが、秩父鉄道の電機が国鉄の中線に直接進入してくる光景なんて是非見てみたかったです。

KASAさん、お久しぶりです。
あまり気にしていなかったのですが、おっしゃる通り短区間とはいえ秩父鉄道の機関車が秩父鉄道の運転士によって国鉄線上を走るわけですからちょっと不思議ですね。これも「乗り入れ」?

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