« 稲沢の貨物列車運転ルート その2 | トップページ | 上野配線図 追加 »

2010年10月17日 (日)

稲沢の貨物列車運転ルート その3

今回は2006年4月、すでに操車場機能を失った後の稲沢の貨物列車のルートです。

まずは下り列車から。

2006041
・場内信号機は1Rです。進路はA1~A6、A12~A14の9つがあります。順に貨物下り本線、貨物下り1番線、貨物下り2番線、出発3番線~出発5番線、出発11番線~出発13番線に対応します。
・出発11番線~出発13番線はこれより先の進路がありませんので、主に東京方←→笹島方の折り返し用でしょうか(後述しますが、出発3番線~5番線でも折り返しはできます)。
・それ以外の発着線には第1出発信号機17R~22Rが設けられており、神戸方への出発が可能です。
・神戸方に進出すると、次に第2出発信号機リがあります。

2006042
・さらに先へ進むと第3出発信号機チ(図では「第3場内」と書かれていますが・・・)があります。
・次に第4出発信号機トを越え、第5出発1Rを過ぎてようやく東海道下り線に合流です。
・1967年1月のときは第4出発まででしたが、操車場廃止にもかかわらずひとつ増えましたね。
・もっとも5本中3本は実質閉そく信号機ですが。

次に上り列車です。

2006041_2
・第1場内信号機701RGで東海道線と別れます。
・貨物線を進むと第2場内信号機ワ、第3場内信号機ルと続きます。

2006042_2
・第4場内信号機15Lを過ぎると次は第5場内信号機16Rです。

2006043
・16Rの進路はA25~A27の3つ、それぞれ貨物上り2番線、貨物上り1番線、貨物上り本線に対応しています。
・これら3線から第1出発信号機4L~2Lにより東京方へ進出すると第2出発信号機5Lがあります。
・そのほか、出発3番線~出発5番線、出発11番線~出発16番線からも出発信号機14L~6Lにより東京方への出発が可能です。

留置線・解結線群が多数あり、機関区関係もあって線路はいっぱいありますが、列車の運転としては至ってシンプルになってしまいました(当然といえば当然ですが)。
もし折り返し列車がなかったらさらに格段にシンプルになってしまいますね。

余談ですが稲沢折り返し列車についてひとつ。
43-10の貨物列車時刻表を見ていて気づいたのですが、上りに1本だけ稲沢ではなく名古屋で折り返す列車を発見しました。塩浜発新鶴見操車場行きの第4364列車という列車です。ということは、笹島から稲沢線には入らず、そのまま関西線を進んで行くのだと思います。

三河島の記事では東京駅を通過する貨物列車のことを書きましたが、いろいろ変わった列車があったんですね。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
バックナンバーはこちらからどうぞ。

« 稲沢の貨物列車運転ルート その2 | トップページ | 上野配線図 追加 »

コメント

こんにちは~
稲沢駅からの貨物下り線
本線をオーバークロスする最高点あたりに踏切があるという珍しい構造ですよね
ヤードを越えて横断する一般道路の踏切です
最近行ってないけどまだあるのかな?
昔、国鉄時代に東海道線の下り線のレール交換で
快速列車が貨物線経由で走った時を狙って乗車しましたが、いつもと違うヤードを見下ろす車窓に感動したものです。

訪問前に地図を見ていたらそのようなモノがあるらしいことがわかり、期待していたのですが、残念ながら工事中で近づけませんでした。一時的な工事なのか撤去工事なのかはわかりませんが。
貨物線の乗車記録、貴重ですね。

いわゆる稲沢線について、どの項に投稿しようか迷いましたが、現行進路が図示されている本稿を選ばせて頂きました。

かつては、たまに臨時旅客列車が経由していたようですが、近年はそういう話もないな…と思っていたところ、2011年の春と秋、および翌2012年の春に運転された臨時快速「水都大垣トレイン」(名古屋~大垣)が稲沢線経由だったことを、あとから(2012年春臨の運転終了後に)知りました。そのため、同年の秋臨で乗ろうとしていたのですが、設定されずに2012年が終了。ああ、万事休す…と思いきや、2013年春臨で復活。そこで、設定初日に乗車すべく1か月前に指定券を確保し、2013/3/30に往復乗車。往路(9531F)は枇杷島~稲沢(西)、復路(9532F)は稲沢(西)~五条川(信)で稲沢線を走行し、貴重な乗車体験となりました。
その2013年の春臨運転終了後、同列車に充当されていた117系イベント車(トレイン117)が廃車となり、なし崩し的に同列車も2013年秋以降の設定は無し。結局、私が乗ったのは最終運転日ではありませんが、滑り込みセーフ、という感じでホッとしました。

ちなみに、稲沢下り線が本線をオーバークロスする付近の踏切は、現存しているようです。ぜひ一度、徒歩で行ってみたいものです。

my2000さん、稲沢線にも旅客列車が走っていたんですね、ちょっとオドロキです。わざわざ稲沢線経由にした理由は・・・ゆっくり走らせたいから?

確かに、ゆっくり走らせたいから…だったのかもしれませんが、名古屋~岐阜間は日中毎時8本+特急1~2本(+貨物)が走る過密区間でもあるので、定期ダイヤを動かしたくなかったことや、ダイヤに余裕を持たせる意味があったのではないかと思います。
実際、往復とも快速系(往路は特快、復路は新快)に清洲か稲沢付近を走行中に抜かれました。
(上りは定期列車に遅延が発生しており、所定の順序で走行させるため、五条川信の合流直前では停車寸前の徐行状態でした。)

ところで、今月下旬、某県某駅(本州内)の「普段乗れない線路」に乗りに行くのですが、その「某駅」の項がないためコメントできません。そこで、同じ県内の他駅コメント欄で代用しようと思ったのですが、その県自体が見当たらず、乗車後のコメント場所に困っています。(笑)
支障のない項にコメントいたします。

my2000さん、大変申し訳ありません(汗)。本州ですと岡山か島根ですね。コメントお待ちしています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/506157/49751992

この記事へのトラックバック一覧です: 稲沢の貨物列車運転ルート その3:

« 稲沢の貨物列車運転ルート その2 | トップページ | 上野配線図 追加 »

過去の記事

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ