« 名古屋貨物ターミナル 2010/7/17 | トップページ | 山王信号場~白鳥配線図 »

2010年9月 2日 (木)

西名古屋港配線図

笹島から分岐する貨物線の終点です。
残念ながら訪問はできませんでしたが、配線図を見る限り専用線なども多数あり、現役時代は素敵な風景が広がっていたように思います。

まずは1965年(昭和40年)2月頃。

1965021
・これは笹島と西名古屋港の間の図で、まだ名古屋貨物ターミナルは開業していませんので左端の信号機は笹島の遠方信号機になります。
・停車場外の本線から「名工場烏森側線」と「中部鋼鈑KK」の2つの側線が分岐しています。
・また、市電との平面交差も2か所ありますね。
・このあたりの保安設備がどうなっていたのか興味があるところですね。

1965022
・こちらが西名古屋港駅です。
・専用線がいっぱいあります。
・「管理組合側線」とはいったい何でしょうか。 

続いて1983年(昭和58年)4月。

1983041
・名古屋貨物ターミナルはすでに開業していますが「中部鋼鈑KK」の専用線が残っていますので、この専用線は名古屋貨物ターミナルよりも西名古屋港側に位置していたということになりますね。
・市電との平面交差は姿を消しています。

1983042
・留置1~9番線が新たに設けられており、縮小どころか拡大方向ですね。

続いて1990年(平成2年)8月。

199008
・「中部鋼鈑KK」の専用線は姿を消しました。
・また、図の左上の日本セメントその他倉庫への専用線もバッサリ消えました。

最後に1997年(平成9年)3月。

199703_2
・一見するとずいぶんと寂しくなったようにも思えますが、配線図のスタイルが変わったのと、省略されている部分もありそうなので、何とも言えません。

ただし、いずれにせよこの4年後には西名古屋港駅は廃止されてしまいました。

配線図はT.Mさんよりご提供いただきました。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
バックナンバーはこちらからどうぞ。

« 名古屋貨物ターミナル 2010/7/17 | トップページ | 山王信号場~白鳥配線図 »

コメント

管理組合線について。
正式名称は名古屋港管理組合ですが名古屋市と愛知県の共同出資の会社ですので公共臨港線です。西名古屋港駅の廃止後で名前が残っているのは名古屋鉄道の築港線の終点の岸壁部分が管理組合線の名前が残っています。
南通路は東京液体化成品センタ-名古屋営業所の専用線になります。到着は日産化学富山工場からの硝酸で発送は神岡鉱業の濃硫酸です。また一部は名古屋埠頭扱いの荷もあり三菱化学黒崎からの濃硝酸もありました。
また名古屋埠頭の5から8は石炭専用埠頭ですが比較的に早く輸送が終わりましたけど平成2年には掲載されていますが9から10で積み込みをしていました。運用先などは不明です。また名古屋埠頭の地区は一般人立ち入り禁止区域です。
日本セメント方面の側線は平成2年では無くなっていますが平成10年頃まで線路は至る所に残っていましたし踏み切り連動信号も健在でした。
廃止間じかになると日産化学富山工場で硝酸が不足に陥いり大量にタキ7500やタキ29100連日着ていましたが貨車が不足に陥ると三菱化学の貨車の応援もおりました。
最後のイベントは春日井の愛知電機から変圧器輸送がありました。

つるたまさん、今までいただいたコメントから考えますと、つるたまさんは相当な専用線マニアかもしくは直接携わった本職の方でしょうか・・・。

 鉄道写真サイト津島軽便堂写真館に1969年頃の名古屋港各臨港線の状態が非常に良い写真が多数投稿されております 西臨港線と名古屋市電との平面交差やD51牽引貨物列車等掲載されております外部リンクで貴下サイトにもジャンプしておりました

 こんにちは、今日と明日は西名古屋港線の現状をレポートします。もちろんこちらにもリンクを張りました。リンク許可、ありがとうございます。

奥野君さん、こんにちは。
西名古屋港駅は本体部分が潮凪車庫になって様変わりしちゃいましたね。

こんばんは。未明に訪問失礼します。
本文中にある中部鋼管ですが、とある方のサイト(もしかしたらご存知かも)に当時の事が記録されていました。その記事に、本線から中部鋼管専用線への分岐点には「通票鎖錠装置付転てつ器」が使用されていた、とあったのですが、やはり珍しいものだったのでしょうか?
もしお時間がありましたら通票鎖錠装置付転てつ器についてご教示頂けたらと思います。
重ね重ね未明に失礼致しました。
これからも宜しくお願いいたします。

中部鋼管ではなく中部鋼板でした。
訂正いたします。

しげぞう@さん
こちらこそよろしくお願いします。
通票鎖錠装置付転てつ器は珍しいものと思います。もちろん時代による差はあるかとは思いますが。私も近くまでは行ったのですが、まじまじと見たことはありませんで(汗)。機会があれば整理してみます。

こんにちは。ご返答頂きありがとうございました。やはり珍しいシロモノだったのですね。通票を鍵の代わりに使用するようなのですが、私も実際見たことがないので(汗)件の場所も現在では勿論存在しておりませんので、是非機会がありましたら宜しくお願いいたします。いつもありがとうございます。

 通票鎖錠装置付転てつ器は、ふだん見ていたので、何処でもあるものと思っていました。内容は閉塞方式の例外扱いですから大変な作業だったのですね。
 私が見ていたのは伯備線の倉敷~清音の専用線分岐です。倉敷駅から操車掛の誘導で2kmほど本線を走ります。冬季はつらい仕事だったことでしょう。
 今なら第一場内を設置して現場を駅構内にするところです。

しげぞう@さん
大したことは書けない気がしますが、少しお時間をくださいね。

こんにちは。
余計な作業を増やしてしまい申し訳ありません。
楽しみにしておりますので、宜しくお願いいたします。

こんにちは。いつもありがとうございます。
今、YouTubeの動画を観ていましたら、名古屋臨海鉄道の新日鉄(駅)で、スタフのようなものを何かのボックスに差し込んでいるシーンがありました。もしかしたら、通票鎖錠装置付転てつ機なのかもしれません。もしお時間があれば一度御覧になってご教示ください。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西名古屋港配線図:

« 名古屋貨物ターミナル 2010/7/17 | トップページ | 山王信号場~白鳥配線図 »

過去の記事

2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ