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2010年5月11日 (火)

熱海配線図

熱海駅は東海道線で見れば丹那トンネルの手前、旧東京鉄道管理局の西の端となる区切りの駅です。

まずは1935年3月。

193503

終端駅としての熱海駅が開業したのが10年前、そしてわずか3か月前に丹那トンネルが開通して中間駅になったばかりです。さらに、まさにこの1935年3月に伊東線が開業しています。
伊東線は来宮で分岐する形態で、熱海~来宮間は普通の複線です。
東海道線関係では、下りは下1・下本・中、上りは上1・上本・中とそれぞれ3つの着発線が設けられています。
伊東線用には上りホームを切り欠いた伊東発着線が設けられており、しかも機回り用の渡り線付きです。
東京駅でも見られた腕木式の入換信号機らしきものがあちこちにあります。
東京方の信号機3Bが上り列車用のように描かれていますが、これは下り列車用ですね。

続いて1951年8月。

195108

大きくは変わっていませんが、下り場内信号機1A及び上り場内信号機2Aには誘導信号機が設けられています。
この下り本線場内1Aと上り本線場内2A、さらに下り本線出発53Aと上り本線出発39Aは信号機の記号の円の部分が2重で描かれています。進行定位の意味でしょうか。

続いて1957年3月。

195703

ほとんど変化ありません。
誘導信号機と2重円は描かれていません。

続いて1961年3月。

196103

伊東発着線の機回り用の渡り線がなくなってしまいました。

続いて1967年3月。

196703

大きな変化はありません。

続いて1977年10月。

197710

がらっと変わりました。
伊東線は熱海駅での分岐に変わり、熱海~来宮間は複々線になりました。但し伊東線は熱海駅寸前で単線になっています。
この関係で海側にホームが1本増設され、伊東線発着線は上りホームの切り欠きからこちらに移動しました。但し下本、中1、中2からも伊東線には進出できます。
東海道線もシンプルな形態となり、島式ホーム2面の外側が主本線、内側が副本線です。上り1番線は残りました。

最後に1986年3月。

198603

ほとんど変化ありません。

丹那トンネルの開通と伊東線開業、そして伊東線の分離・複々線化の2つが熱海駅にとって大きな変化が起こった事件ということになりそうです。

配線図は一部を除きT.Mさんよりご提供いただきました。

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コメント

こんにちは。

K&Kワークスさんのブログでこちらを知り、大変興味深く拝見させていただきました。
小学校高学年(1960年代半ば)のころかと思いますが、親に連れられて富士宮まで行ったときに熱海で乗り継ぎました。
おぼろげな記憶では、乗り継いだ熱海始発の下り電車は80系湘南電車6連でした。切り欠いたホームから発車したと覚えていますが、機回し用のポイントは既に無かったように覚えています。その後、この切り欠けホームが無くなったことを、こちらの記事で確認でき、このホームの存在は思い違いではなかったと知ることができました。ありがとうございます。

コスモスさん、コメントありがとうございます。
切り欠けのホームは伊東線専用かと思っていましたが、東海道線も使用していたんですね。貴重な情報ありがとうございます。
それにしても小学校高学年で機回し用のポイントに着目されているとは・・・・・。

 伊豆急が開通した頃正月に珍しく親が熱川温泉に連れて行ってくれました 熱海で乗り入れて来た伊豆急に乗車する前駅ホームで伊東線向け貨物を牽引していたEF10初期形が停車しており台車のブレーキシリンダーが立て位置であるのを見物していた事 帰る時荷物車に積まれていた竹かごに入れられたヒヨコを窓越しに見た事生ものを生きたまま送るんだと子供心に関心た
 此の時は往復は153系急行のサロ153転換クロス車に乗車した筈でした

yyoshikawaさん、ヒヨコはともかく、家族旅行でブレーキシリンダの方向を気にする子供って・・・(笑)。

伊東線=旧「東京南鉄道管理局」管内
           だった ので、
その流れ で→現「JR東日本。」ですね。

名無しさん、おっしゃる通りかと思います。

>管理人さん

伊豆急行(御中)の、
伊東~伊豆急下田=45.7kmは、1961年の開業。

現在ある駅 の中 には、、
開業時には、まだ存在しなかった駅 も あり。

「185系」→「E257系」置き換え  では、
熱海~来宮~伊豆急下田 の駅間 で の
各トンネル=カーブが入る部分
   &
駅相対式ホームの通過速度+ホーム有効長 が
       クリア できれば、
基本編成での「9両での入線」 ですね。


ただ、
「中央本線」とは、大きく違い、
「東海道本線~伊東線~伊豆急行線 は
海沿いを走る区間 が 多い」 ので、

「185系」とは違い 「E257系」が、
「海からの潮風等 での 塩害」等 で、
どのくらいの期間保てるか 、わかりませんね。

伊豆急行線の「リゾート21 系列」も、
実際にも「塩害等」に悩まされており、
登場時より、
普通電車での運転本数、かなり減りましたし。


2019年3月16日から=新ダイヤ では、
三島駅の1番線ホーム から(へ) の進入時、
+
伊豆箱根鉄道(御中)駿豆線=全体 の
カーブ通過の角度しだい では、
まだまだ→「185系=5両、付属編成」 なのかも?


>管理人さん

時期的にも「まもなく」で ある ようですが、
 「東京~伊東(=JR東日本(御中)の線路)」で、
「スーパービュー踊り子」号 に使用中 の車体 と
     vs
「E257系」が 同じ車体長 であれば、
試運転 で の「うまく 入線」 が、できそう。

>管理人さん

国鉄時代 の=「 185系」
vs
JR東日本 の=「E257系」で、

「E=イースト =東日本」ですから、
基本編成 は
「東京~熱海~伊豆急下田」で
           9両編成 で、無難 かと。

付属編成 は、
「熱海~ 三島=JR東海」で、
「三島~修善寺=伊豆箱根鉄道」であり、
伊豆地域 が、JR東海側 に
「大雄山~小田原 =伊豆箱根鉄道線です。」を、
どうアピールできるか で、
今後=「乗り入れ状況」は、変わります ね。

実際の話、
「2020年東京五輪」言動する以前 で、
「 JR線を介して行う=「甲種乗り入れ」 を、
伊豆地域が、どこまで「理解」 できているか」で。

実際「車両が大きくなる~全体を変える」わけで。

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