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2010年1月 5日 (火)

蒲田配線図

蒲田駅は、大森駅同様かつては貨物営業が行なわれていました。
また隣接して京浜東北線の蒲田電車区が設けられています。

(1957年以前の配線図はこちら。)

まずは1961年3月。

196103

・貨物用の副本線が上下各1本づつ設けられています。
・上り本線や上り1番線の出発信号機が記載されていませんが、当然存在したはずです。
・入換標識に関しても、記載されている3A以外にも入換標識が存在したと思われます。
・そう考えると、もし上り貨物列車が入換を行なう場合は、上り1番線に到着後本線引上げを行なう想定なのでしょうね。
・新潟鉄工の専用線があります。何を出荷していたんでしょうか。
・電車区がある割には京浜東北線の電車ホームは島式1本のみです。
・中1番線は蒲田電車区から出庫して鶴見方面に向かう回送出発用の本線としても使用できるようになっています。
・蒲田電車区は結構大きいですね。
・留置線群と検修・洗滌線群の向きが逆なのが変わっています。
・線路名称も「海」と「山」なのがおもしろいですね。

次に1967年3月。

196703

・上り1番線がなくなってしまいました。
・下り1番線からの上り出発信号機2Bが設けられて、大森駅と同じ形態になりましたね。
・貨物側線群は結構形が変わり、新潟鉄工所専用線はなくなってしまいました。
・京浜東北線ホームは島式2面3線になっています。上り1番線がなくなったのはこのせいなのかもしれません。
・蒲田電車区からの下り回送出発は中2番線に変わり、中1番線も本線になりました。

次に1977年10月。

1977101

1977102

・1976年2月14日に貨物扱いが廃止され、側線群はきれいさっぱり撤去されてしまいました。
・蒲田電車区内の配線も変わっています。若干線路数が減りました。

最後に1986年3月。

1986031

1986032

・貨物に関してはすでに変わりようがない状態です。
・京浜東北線はATC化されていますが、地上信号機は一部残っています。

配線図は一部を除きT.Mさんよりご提供いただきました。
年表はJTB発行の停車場変遷大事典に基づきます。

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コメント

蒲田電車区はかなり特異な構造です。かつて発電所があったとか、また小説の口火になる事件の舞台になった、とそんな不確かな記憶があります。自身は弁天町にて同電車区を手書きで移した記憶があります。盛岡客貨区・中原区・松戸区・大崎区等々数度足を運び、図書所室内で車両図を前に嬉嬉とした大学生達の会話にうもれて定規と筆で格闘しておりました、何せ複写サービスがないもので。『首都圏調』なる手書きの冊子がその時は気になって仕方が無く、あと何度か足を運んで筆写すべきだったとも思っています。二十数年前の当時はそれをワープロレベルでさらに格闘して清書したのですが。チェック出来うるという意味合いからも、深く謝し、ご教示と、小生のたわいない妄言へのご容赦を、今後とも賜りますように切にお願い致します。

SYさん、同じですね。私もずいぶんと色々なものを手で写してきました。
今後も含蓄のあるコメントお待ちしています。

昭和30年代始め頃蒲田電車区海8番線の先にターンテーブルが有った記憶が有ります

y yoshikawaさん、おっしゃる通り1935年(昭和10年)の配線図にはしっかり転車台が描かれていますね。

電車ホーム東京方の引上線について。
昔旧型国電華やかなりし頃、京浜線もラッシュ時と閑散時の移り変わり時に増解結を行っていたそうで、その名残かなぁとぼんやり思っていたのですが、二面三線化時に設置されたなら時系列で考えて違いますね。位置はかつての電車下り線とほぼ重なりますが、どういう使用を想定していたのでしょうか。10両分の有効長があり、橋梁にかかるところの木枕木は新品の合成枕木に交換されていますが、異常時にも使われる気配がありません(入換信号機は生きているようです)。

 ホーム上り方の引上線のこと、引上線の中程にある橋梁の交換が必要になり、1線を増設して順繰りに移設しながら工事が行われました。
 工事終了後に余分の1線スペースを引上線に充てています。引上線の必要に迫られたのか、これ幸いと充当したのか、どちらでしょう? 地価を考えれば元へ戻しても当然ですが。

 鎌田電車区は10両化のとき留置線に曲線を入れて長さを確保しています。そのときに本数も減じたものと思われます。

刻苦七十年さん、C6217さん、おっしゃる通り引上線の使途はナゾですね。異常時用ではなかと思うのですが。

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