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2008年11月 7日 (金)

大宮 1978/9/27

19780927r
時刻表上は東北線を軸に高崎線・川越線の分岐駅ですが、実際の運転上はもうちょっと複雑です。
ほぼ独立した運転系統の京浜東北線は別として、東京方では旅客列車と貨物列車の分岐があり、貨物列車は大宮操に至ります。青森方は東北線・高崎線・川越線が分岐するほか、東大宮の客操(正式名称は不明です)への回送線も分岐しています。
高崎線に進出するルートは2系統あり、7~9番線からの旅客列車は東北線に対して右側に分岐した後東北線の下をくぐるルートですが、10・11番線からの貨物列車は東北線に対して左側に分岐し川越線に並行した後上記7~9番線からの旅客線に合流します。
東大宮への回送線はりっぱな本線ですから、当然ここを走る列車にはすべて列車番号がつけられていたのでしょうね。アタマに「回」がつく列車番号ばかりだと思いますが。

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3番線の青森方です。
右隣に行き止まりの京浜東北線、さらにその右には東武鉄道線があります。

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4番線の青森方です。
高崎線の旅客列車は東北線の下をくぐります。

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6番線の青森方です。
53-10改正に合わせて配線変更が行われた模様です。
DSが挿入されているほか、分岐器の残骸も見えます。

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7番線の青森方です。
美しい信号機が並んでいます。
高崎線への信号機は東北線への信号機の右側に建植されています。

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同じく7番線です。
前方に見える橋の上からならもっといい写真が撮れたでしょうね。

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8番線の青森方です。

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9番線の青森方です。
左側は大宮工場です。

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10・11番線(貨物用)の出発信号機です。
高崎線への信号機は東北線への信号機の左側に建植されています。
川越線への信号機は2灯ですね。

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青森方からです。4番線です。
貨物用の5番線にはホームはありません。

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青森方からです。9番線です。
貨物用のホームのない10・11番線をはさんで、川越線用の12・13番線があります。
12番線の出発信号機は2灯のようです。

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53-10改正で廃止される122列車、福島発上野行きです。
EF58109+スハフ322363+スハフ322367+オユ102001+スハフ422065+スハ432479+オハフ332051+スハ332697+オハ472303+オハフ332543+スハ432334+スハフ422023+スハ422124+スハフ422022です。
先頭のスハフ32×2は回送っぽいですね。

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東京方です。
3・4番線の出発信号機です。旅客と貨物が分離されます。

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6番線の東京方です。

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7番線の東京方です。
出発信号機には背板がほとんどありませんね。

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青森方です。右のホームは13番線です。

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青森方です。白帯つきの有蓋車がいっぱいです。
このあたりも配線変更が行われたような形跡があります。
なんとなく荒涼とした雰囲気です。

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東京方です。

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東京方です。

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コメント

ようやくネットを始めたばっかりの小生としては、大宮駅の配線を記したものは初めてで、こうしたものを求めている検索を数多く目にして、この掲載の重要性をを感じているのだが・・・東京の北の絶対的な要なのに。信号系は不明確な小生は、きっと43・10にしがみついている老骸の身なのかもしれない。

ヨンサントオの記憶はおぼろげにしかありませんが、東北線の複線電化など華やかな時代でしたね。私は53・10あたりにしがみついている身かも・・・。

ちょうどこの頃です。大宮駅で(主に8,9番線)にタムロしてパチパチ写真を撮っていたり、のんびりベンチで来る列車来る列車を眺めていたのは・・・
赤羽から埼玉に越してきて2年目のころでしょうか。

8・9番線のホームは他に比べてちょっと青森・高崎方に出っ張っていましたから写真を撮ったりするのには都合がよかったのではないでしょうか。
今はわかりませんが、そのころはきっと一日いても飽きないでしょうね。

 大井工場は電車専用工場其れに対し大宮工場は全ての車両を対象とした総合工場(此れはJRになった今も変わらない)の為大井工場の配給車は電車改造のクモルクルが主に運用対し大宮工場は他の工場同様多義にわたる為貨車を配給車代用に使われて居ました 
大宮は有蓋車は主にワ10000/12000無蓋車はトラ40000等が使用されてました大井大宮間の配給にも使用されており大崎によく来て居りました
 他工場では長野工場や吹田工場等の配給代用貨車が大崎に来ていたのを良く視かけました
 今では殆どトラック輸送に替ったりコンテナで輸送されたりして目立たなくなりました

 追記 まだ東北上越新幹線が無い時代の空が広い大宮工場は伸び伸びした雰囲気ですね 
 現在は大宮工場の部分は高架線が広い為新幹線高架と工場建屋の一部が一体化されたり高架下に怪しい車両を留置していたりこんな所に何でこんな車両が留置されているのかと思うのです

 下り方の東北・高崎の立体交差が完成したときの改良工事をよく覚えています。43-10改正の少し前だったと思います。このとき8番線の出発は9番線と並んでいました。
 写真を見ると7番線から東北への進出ルートが新設されて、8番線の下り出発を上り方へ大きく移設していますね。
 一方、9番線は貨物線からの進入ルート確保のため上り方のホーム内に分岐器があり、やむをえず下り方へ延ばして大きく突出していました。
 東大宮の車両基地は東大宮操車場と呼ばれた時期があったと記憶しています。これは少しおぼろげです。

yyoshikawaさん、クモル・クル! 懐かしいですね。時たま見かけた記憶があります。車輪などを積んでいたような・・。
C6217さん、おっしゃる通り8番線の下り出発はかなり東京寄りですね。ということは、8番線の出発信号機から先のホームの8番線側は乗降には使われないんでしょうね。

 大宮工場北端嘗て廃車車両の解体作業を行う所でした 現在の鉄道博物館が有る所です
 まあ解体された車両達が化けて出る事は無いでしょうが 過去を知っておると何か不思議な感じになります 
 さて鉄道博物館ですが最近車両の入れ替えが行われました 高崎機関区に保管されていたEF55を鉄道博物館に収納する為です ターンテ―ブル上にのせていたC57をどけてEF55をターンテーブル上にのせました と言えば簡単ですが既に収容されておる車両の内7輌を博物館館内よりひきだし一端大宮工場へ収納(入れ替え機で移動)C57を以前鐡道省バスを収納して居た場所に移動DD13の置いてあった所にキハ41300を移動DD13は博物館より出されてしまいましたED75とEF66コキ50000レムフ10000はもとの場所に収めました
 車両の移動はまるで箱入り娘ゲームの様です
博物館の職員さんにDD13は如何したと聞くと大宮工場で保管との話 今後増築の折再収納との事です

yyoshikawaさん、かつての墓地に建てられた住宅、ってところですね。昔高崎線の上り列車に乗って右側の車窓を眺めていると、東北下り線の下をくぐるまでの間にちょっと他では見られないような景色を見ることができた覚えがあります。

はじめまして。
突然の話ですが当時の宇都宮線は大宮到着時
どれくらい混んでいたんですか?または東大宮あたりでは押し込んでいたんですか?教えていただければ幸いですが。

花さん、スミマセン、当時の宇都宮線の混雑状況についてはよく知りませんです(汗)。

当時は東北線、高崎線ともに大宮止まり、始発の中距離電車が多数ありましたよ。
特急、急行が大宮で合流して上野まで同じ線路で行くわけですから、当時は東京までのお出かけは大宮から京浜東北線を利用してね、的な部分が有ったと思われます。埼京線も当然まだ無く、上野行きの中距離電車も通勤時間帯はかなり混んでましたけど、今ほど人口が多い時代でもなく、新都心なんて夢の世界でまだまだ埼玉は田舎でしたよ。
そう言えば浦和は朝、夜の通勤時間帯にしか中距離普通も通過で階段はロープで仕切られてましたね。当時は既に数本の客車鈍行はなぜか?宮原、東大宮は通過のダイヤでした。

名無しさん
情報ありがとうございます。コメントを拝見して昔のことを思い出しました。
客車鈍行に乗っていて浦和駅を通過するのは快感でしたね。あと、高崎線の客車鈍行は宮原は停車していました。代わりに行田は通過でした。時代によっても違うかもしれませんが。

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