今泉 1979/7/19
荒砥-(226D)→今泉8:53着/9:12発-(123D)→坂町
時刻表では米坂線と長井線が「接触」する形になっていますが、実際には坂町方と荒砥方の分岐は2kmほど離れた白川信号場で行われており、今泉~白川(信)間は両線が共用する形になっています。
坂町方からです。
この時間帯、4本の乗り場がすべて埋まります。
2番線は赤湯発荒砥行きの225D、3番線は坂町発米沢行きの124Dです。
以下は7年後の1986年6月8日撮影です。
こざっぱりした駅になってしまいました。
白川信号場です(この時点では今泉駅に統合されていたかも知れません)。
左手前が荒砥方、右が坂町方、正面が今泉駅方です。
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香春と作並からの続きとなります。 f54560zgさんは79年7月に今泉駅跨線橋の米坂線米沢方面上り3番ホーム線上やや左寄りから坂町 荒砥方を撮られたようですね。 私は06年8月に駅本屋寄り旧長井線(山形鉄道フラワー長井線)赤湯方面上り1番ホーム線上やや左寄りから同方を撮っています。 f54560zgさんの撮られた写真に写る3基の信号機ですが、左側2基の寄り添う信号機のうち、右奥の信号機が撤去されているようです。 残り左右の2基はコンクリート柱に変わっていますが同じ場所にあるように見えます。 2番ホーム線と3番ホーム線の間に大きく写った信号機の上部信号標識灯下の、地上から2メートル程の高さにある3点切替灯は1灯型に変わっています。 また、2番ホーム線と4番ホーム線からの安全側線は取り払われ、2番ホーム線からの安全側線のバラスト終端の標柱辺りにコンクリート柱が立ち、上部に2個の四角い電光表示灯(2個共、下部が横長に点灯しているようです)が縦列びに取り付けてあります。 私が作並の項で5基程と表した残りの2基の信号機は、今泉駅構内から坂町 荒砥方の単線区間になった右側の入場信号?で、ほぼ同じ位置に信号灯背面の白い小判形が手前の信号柱に一つ、奥の信号柱に横並びに二つ見えるようです(奥側は不鮮明ですが)。 こうして新旧2枚の写真を見比べてみますと、単線区間左横の待機小屋は無くなり、その左側の樹木は3倍以上に育ち、見渡せば遠くに建屋が少々増えたようですが、田畑はそのままで稲が青々としており、左側の防風用?柱群も健在のようです。 配線はf54560zgさんが86年6月に撮られた当時と同じで06年8月もホーム4線と側線の5線がそのままのようです。 f54560zgさんの79年に写された写真をよく目を凝らして見てみますと、遠方の木立の間にキハが見えますね。 機待ち線も兼ていたのでしょうか、待機小屋付近まで伸びた側線にキューロクを置いてみたくなりました…。 86〜7年当時この南東北地域は山形を中心に見れば機関区などが目白押しで、初めて今泉、荒砥を訪れた時は後回しになってしまい日没後となり、転車台を含んだ記事に感謝しております。 いつものように説明に不明瞭な部分が有ろうかと思いますが、お役に立てることがあれば遠慮なくおっしゃっていただければ幸いです。
投稿: E10 | 2009年9月15日 (火) 01時11分
E10さん、ありがとうございます。何となくわかったような、わからないような・・・・って、すみません、でも感謝です。
遠くに見えるキハは多分3番線に入る坂町発米沢行きの124Dだと思います。転てつ器付近には待機する係員さんの姿が見えますので、この列車がホームに入ったらポイントを切り替えて坂町と砥行きの発車に備えるんでしょうね。電気転てつ器に置き換えられて現場で転換する必要がなくなり、係員さんも待機小屋も姿を消してしまったようです。
投稿: f54560zg | 2009年9月16日 (水) 21時09分
こんばんは。
今泉駅の記事、楽しく拝見させて頂きました。
ローカル線同士の交わる駅に集まった4本の列車、とてもいい雰囲気ですね。いつもは静かな駅が、この時ばかりは賑やかになったのではないかと思います。乗客の乗り降り、エンジンの音、排煙の匂い、情景が浮かんできます。
長井線が山形鉄道に転換され、米坂線を走る気動車も新しいものに変わりましたが、この駅は今も変わらずにあるように思います。側線に停まる貨車はもう見られませんが、遠くに山を望み、駅の辺りは広々とした風景が広がり、私も幾度かこの駅で美しい情景に出会いました。
時代が変わっても、魅力的な駅です。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
投稿: 風旅記 | 2018年3月11日 (日) 21時00分
風旅記さん、列車が4本もそろうと乗客も駅員さんもにわかに活気づいていましたね。まさに一瞬の出来事であったと思うのですが。
投稿: f54560zg | 2018年3月11日 (日) 22時14分